富裕層の割合|日本の超・準富裕層 金融資産・生活をわかりやすく

 贅沢をしないように節約生活を心がけていれば・・

いつか富裕層になれる

 こんな希望をもっている方もいるはずです。

 現在の日本はデフレ傾向にあり、給与・ボーナスの増加は少しだけ、退職金も減額の方向となっている企業が増えています。そして、消費税もアップしていくので、生活は更に苦しくなっていきそうですが・・

日本の富裕層は確実に増えている事が分かっています

 富裕層になる一歩手前の段階を「準富裕層」と言いますが・・

  • 準富裕層になれる可能性はどのくらいあるのか
  • 日本で富裕層の増加スピードが早くなった理由
  • 何をすると超富裕層まで到達できるのか

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

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日本の富裕層は122万世帯

 富裕層とは正式な数値の定義がされておらず、経済評論家がそれぞれのイメージで捉えています。ただ、資産などを集計・ランキングしている企業では、ある程度の指標(ボーダーライン)を設定しています。

 野村総合研究所においては、このような分け方をしています。

純金融資産世帯数
超富裕層5億円以上7.3万世帯
富裕層1億円以上5億円未満114.4万世帯
準富裕層5,000万円以上1億円未満314.9万世帯
アッパーマス層3,000万円以上5,000万円未満680.8万世帯
マス層3,000万円未満4,173万世帯

 純金融資産とは、金融資産から負債を引いたものであり、富裕層であるかを計算する基本的な指標となります。

純金融資産とは
預貯金、株式、債券、年金保険などの金融資産から負債(住宅ローンの残りなど)を引いた資産

 このようになります。つまり、富裕層とは 株式や債券を大量に保有している方が該当します。

富裕層は非常に増えている

 注目したいのは、15年間の推移です。2000年と2015年を比較すると富裕層がどれだけ増加しているか分かります。

2000 → 2015年の富裕層の増加率(世帯数)
2000年2015年増加率
超富裕層6.6万7.3万10.6%
富裕層76.9万114.4万48.2%

 金融資産も60%ほどアップしており、日本では富裕層の割合が非常に早いスピードで増加している事が分かります。

どうして富裕層が急激に増加したのか

 気になるのは、「超富裕層・富裕層」がこれだけ短期間に増加した理由ですが、その要因になっているのは・・

株価が急激に上昇していること

 これが関係しています。2012年に民主党から自民党へと与党が変わってから、日経平均株価はこれだけ上昇しました。

POINT

2012年 9,000円 → 2015年 19,000円

 日経平均株価がこれだけ上昇しているなら、ほとんどの投資家の資産は増加したはずです。

 つまり、銀行に置いてあるお金で株を買っていれば、「準富裕層:純金融資産5,000万円以上」から「富裕層:純金融資産1億円以上」へランクアップできる可能性が高かったといえます。

消費税増税の見送りも関係している

 直接富裕層の資産に影響することではありませんが、2015年に消費税が10%へとアップするという予定が先送りになりました。これは・・

POINT

株価の上昇にプラスの影響を与えました

 また、日本の株は外国人投資家にも人気があり、日本経済の期待感がとても高いことが株価上昇に良い影響を与えています。

 このようにいろいろと見ていくと、「超富裕層・富裕層」の割合が非常に増えた背景には「アベノミクス効果」が関係していることが分かります。

準富裕層になるためには

 純金融資産が1億円となる富裕層、またはさらに上の超富裕層になるのは、並大抵の努力では到達出来ません。しかし、普通のサラリーマン、または公務員でも「準富裕層」にはなれる可能性があります。準富裕層とは・・

純金融資産が5,000万円以上の範囲となります

 普通のサラリーマンでも、定年退職時には 2,500万円から3,000万円あたりの金額を頂ける可能性があります。このお金に3,000万円ほどプラスできれば「準富裕層」となります。

早期退職で早めに退職金をゲットする

 企業によっては早期退職制度が選べるるため、退職金を割り増しで獲得し 40代、または50代でセミリタイアをする選択肢もあります。

 つまり、目標の退職金(2,500万円)を手にできる時期までに2,500万円を貯金できたなら、退職金が入ってくると5,000万円以上の現金を保有する「準富裕層」の仲間入りができます。

富裕層であり続けるために必要なこと

 富裕層にお金がどんどん集まる最大の理由は、投資で利益を出し、その資金でさらに投資を繰り返しているからです。

POINT

大金で投資 → 大きな利益 → さらに大金の投資

 一般的な傾向として、資産が増加して 希望の自宅・高級車をゲットすると。その後からは残った貯金を 株・不動産へ投資する傾向が強くなります。

資産があるなら銀行がサポートしてくれる

 高額の資産が増えてくると、資産を担保に銀行がお金を借入してくれるので、投資割合を増加していくことができます。そして、資産がさらに増加すると・・

自ら事業を立ち上げ・買収して拡大します

 投資から起業へとシフトするようになってくると、投資額の数十倍の見返りが得られるケースがあるように、資産がまたたく間に増加します。

 富裕層になったら終わりではなく、次々とお金を作り出すビジネスに取り組んでいくと成功がまだまだ続いていくので いつしか超富裕層に到達します。

日本は富裕層の多い国である

 クレディ・スイスが示した「2016 年度グローバル・ウェルス・レポート」によると、日本の富裕層(1000万ドル以上の資産を持つ)の数は前年度から73万人ほど増加して、282万人になったとしています。

 注目したいのは、世界的に見ると富裕層が多いのはアメリカであり、その富裕層の数は圧倒的です。

富裕層の人口(多い順)
 アメリカ 1,355万人
 日本 282万人
 イギリス 222万人

 まだまだ、格差社会が浸透しているアメリカに比較すると及びませんが、日本の富裕層は今後も順調に増加していき、将来の予想としては・・

4年後までに富裕層は「360万人」ほどになりそう

 こんなレポート内容となっています。日本は低所得者も増加している傾向があるため、貧富の差がより広がっていくと見られています。

日本の富裕層は不動産依存度が高い

 海外と比べて日本人の富裕層は、不動産の所有率が高い傾向があります。日本の土地や建物は、立地が良ければ資産価値が非常に高くつくため・・

  • 親から一戸建てを相続する
  • 夫婦揃って退職金が入る

 この条件が揃ったときに、「準富裕層の純金融資産:5,000万円」から「富裕層:純金融資産1億円以上の仲間入りをすることもありえます。

 資産1億円からは投資目的に使える資金にも余裕が出てくるので、得意分野だけに集中投資したり、企業を視野に入れてリスクを負う新たなアクションも可能となります。

まとめ:富裕層の割合が増加 超・準富裕層 日本|2019年版

 富裕層と言われる人達の多くは、起業家、または投資家、企業経営などに携わっている代表などです。

POINT

日本の富裕層の多くは会社経営者である

 その他に、医師なども含まれています。

 また、投資家とは投資を専門にしている方のことではなく、通常のサラリーマンとして働きながら財テクをしている方も含まれます。そのため、見た目は普通の会社員なのに「富裕層」である方もいます。

 以上、富裕層の割合|日本の超・準富裕層 金融資産・生活をわかりやすく...についてでした。