生活に使うお金が余っているとき・・
- 銀行の口座へ入金する
- 貯金箱・金庫にしまっておく
これらの方法でお金を保管するはずです。
しかし女性の中には、数年後の楽しみとしてとっておく「へそくり」をする方がいます。簡単には見つからない場所に隠しておき、何年が過ぎた頃に・・
こんな所にお金が!そういえば自分のだ・・ラッキー!
こんな感じで予想外にお金が沸いて出てきたサプライズを楽しみます。
へそくりは数年後の「心のゆとり」を楽しむために隠すのですが、夫の部屋を掃除している主婦にとっては 旦那のへそくり探しがゲームになっていることがあります。そんな「へそくり」にまつわる・・
- 「へそくり」言葉の意味・語源とは
- 旦那など男性がへそくりを隠す場所とは
- へそくりとして隠す平均金額とは
これらの疑問について分かりやすく見ていきます。
高額なへそくりをしている方は多い
将来のお金の不安であるとき、お金を使わずに自宅に保管する考え方があります。これを「へそくり」という言い方をする方もいますが、一般的には・・
タンス預金と言います
銀行に預けずに自宅のタンスに預金するという意味で、200万円だったり 1,000万円という方もいるはずです。50万円あたりまでなら「へそくり」と言う方が多く、それ以上の金額なら「タンス預金」のニュアンスになりそうです。
「へそくり」の語源とは
まずは語源からです。「へそ」とは、麻糸を環状にまきつけていくもの:糸巻きの一種です。
へそ = 糸巻き
素材が麻の糸が、クルクルと巻き付けられている物です。この「へそ」を できるだけ丁寧に(細く)紡げば長い麻の糸が作れました。
当時の主婦が内職で収入を得る方法の1つであり、熟練した女性は「より長い」麻の糸を紡ぐことができたので、収入をアップすることができました。「へそ」を「繰る」と収入が増える・・ことから「へそくり」です。
旦那にナイショで主婦が貯め込む = へそくり
そして語源となっているのが・・
これをやっている女性が多かったことから、現在のような「お金を隠して貯める方法」という意味も含んでいます。
もう一つは、「へそ」の中に実際に現金を隠すことがあったので、「へそくり」という言葉が、「お金の隠す最適な場所」という意味として使われるようになった という説も有力です。
男性・女性の「へそくり」の貯め方:考え方
「へそくり」について考えるのは主婦が圧倒的に多くなります。
男性は「へそくり」に関心があまりなく、将来のお金をキープしたいのなら最寄りの銀行へ預けます。
男性は「へそくり」よりも銀行の安心・安全を希望する
そんな中、少数派となるへそくりを楽しみたい男性は、女性が探さない場所がどこなのか考えています。
一時的にでも忘れそうな場所にすること
「へそくり」をするポリシーによって隠す場所は大きく変わります。
一時的に忘れていて何かの拍子に見つけて「へそくり発見!ラッキー」という楽しみ方をしたいのか、誰にも見つからない安全な金庫として隠しておきたいのかによって変わってきます。
忘れる場所なのか、忘れない場所なのか
そして、へそくりの場所選びでは最低限のルールがあります。
「へそくり」を隠すときはココに注意
主婦は6割ほど「へそくり」をやった事がありますが、その隠し場所は毎日使っているタンス・ドレッサーなどです。「忘れて → 発見!ラッキー」ではなく、貴重品を確実に保管する貴重品入れにキープする考え方です。
「実印・通帳」と同じ場所に隠します
貯金は隠すのが基本ですが、少額の小銭なら逆に見える方がモチベーションが上がって楽しめます。
透明の貯金箱「満タンで10万円」の500円玉貯金がオススメ
ゴールまで500円玉があと何枚なのか予想したり、中が見えない貯金箱を持ち上げて 重さで予想したりなど、ピンチの時にお金が出てくる「へそくり」と両方をやっている女性も多くいます。
へそくりを隠す場所:主婦の場合
まず女性の場合です。分かりやすいタンス・ドレッサーの引き出し・金庫はお決まりですが、それ以外の主婦らしい隠し場所としては・・
- 額縁の裏(中に入れる)
- 仏壇
- 米びつの中
- ソファー(クッションの下)
- 本棚の本に挟む
- アルバムの写真の裏
米びつは男性・子供が覗く可能性が低い主婦らしい場所です。そして、よくある「本に挟む」やり方は、どの本だったのか記憶できるかがポイントです(わざと忘れて、後で楽しむという方法を狙うこともできます)。
他には「冷蔵庫の中」もあります。家族には見つかってしまいそうですが・・
キッチンにある米びつのように 他人がめったに触らない容器の中なら、「防犯・へそくり」どちらにも効果アリとなります。
旦那・夫・男性が隠す場所とは
次は旦那が「へそくり」を隠しているの場所ですが、おそらくココです。
- デスクトップパソコン本体の中
- カーペットの下
- スピーカーの中
- ベッド(スプリングマットの下)
- 飾り物の中(フィギュア、ラジコン)
- クローゼットのスーツ:内ポケット
オーソドックスに「分厚い辞典」に挟んでおく方法もありますが、調べ物はスマホで完了するので そもそも書籍タイプの辞書を見なくなった現在、不要な本はブックオフ(または資源ゴミ)行きになるので危険です。
自宅にいるときにソファで寝転がっていたり、書斎にこもってパソコンを使っていたり・・など、よくいる場所が有力です。
ネジを空けるとへそくりが
デスクトップパソコンを所有している夫なら、パソコンのカバーを外してメンテナンスすることがあるはずです。その時、パソコンの本体内部はエアフロー(通気)の必要性からスペースが広めになっていることを知っています。
金属で覆われたパソコンの中は・・
これに気がついたはずです。カバーを外すには、数本のネジを外す必要があるので「覗かれない:絶対に見つからない」場所となります。
女性には「ネジを外してまで・・」と、手間のかかる事を避けようとしますが、メカが好きな男性ならドライバーを回して数十秒でオープンできるので、ストレスを感じません。
遊びの空間に へそくりの隠し場所がある
パソコンと同じような考え方になりますが・・
- スピーカーボックスの中
- フィギュアなどのパーツを外すと「秘密の隠し場所」がある
- トロフィー、タテ、メダルの台座の下(または中)
プラモデルやアニメグッズの収集が趣味の男性は、ジオラマ(飾るためのケース)を置いていることがあります。
家族は展示物を壊したら怒られるのでその場所は触らないはずです。このようなディスプレイするケース・オブジェまわりには、へそくりを隠す場所が豊富にあります。
成人向けDVDを隠している場所
スーツ着用の仕事をしている旦那なら、クローゼットにいくつものスーツが並んでるはずです。チャックで全体を覆うタイプのカバーでに覆われたスーツの中はは絶好の隠し場所です。
クリーニング済みのタブがついたスーツは、本人以外が触る可能性は低いと見ているので、隠し場所としてはアリです。
整理整頓されたクローゼット内:スーツ・ジャケット・ブルゾンの中は安全
大人の男性が隠すものに「成人向けDVD」があります。見えないようにリュックの中へ入れて「ベッドの下」へ・・というパターンが多くあります。
日頃から細かい事を気にしなかったり(服を脱ぎっぱなしに)、金に無頓着な男性なら、同じ感覚で「へそくり」もベッドの下に置いています。
そこは予想できなかった・・お金を隠す場所
多くの場合、へそくりは誰にも見つからない安全な場所に隠す必要があるので、自宅の中でも目に付きにくい場所、誰にも覗かれない場所を優先します。しかし、男性であれば・・
マイカーのマットレスの下・スペアタイヤの下
この場所も他の人が見ないので有効な隠し場所と考えます。平穏に生活していて お金に困った時に「サッと現金が出てくる」という・・「どらえもんのポケット」的な楽しみ方が好きな旦那なら ありえます。
ただ、車上荒らしに遭遇すると持っていかれたり、車が盗難されてしまうと「へそくり」ごと持っていかれます。
夫婦で「へそくり」を隠しているとき
旦那に見つからないように「へそくり」を隠している主婦と同様に、夫も妻に見つからない秘密のお金を隠していて、夫婦で「へそくり」探しの攻防戦をやっているなら・・
この作戦は効果的です。
1万円札は「マジ隠し」して、千円札が入ったダミーの「へそくり」を見つかりそうな隠し場所に置いておきます。ダミーが作戦通りに見つかると、そこで捜索が打ち切られるので「マジへそくり」は生き残ります。
見える場所が見つからない場所
「木を隠すなら森に隠せ」という有名な言葉があります。違う場所に存在すると気になるが、周りに同じ物が沢山あれば気にならない(捜索しようと思わない)という心理学の基本となる法則です。
この心理を応用して・・
お金がある場所に「へそくり」を隠す
このやり方があります。
地震などの自然災害があった時に すぐに持ち出せる「防災バッグ:避難グッズ」を準備し、その中に緊急時に持ち出す少額のお金をストックする習慣にしておきます。その中に「へそくり」を紛れ込ませます。
地震対策避難セット(リュック)を購入して玄関に置く
リュックの中には、水のペットボトル、カンパン、包帯、薬、電灯、ナイフ、ローソク、マッチ、アルミシート、レインコート、現金などが入っています。その保管している現金:避難時の備えとなる10万円が・・
このように変化していても、主婦は気がつきません。そして、何より・・
実際に地震に遭遇したとき「へそくり」を救出できる
このメリットがあります。
震災時には、テントや水、毛布などの支給品では足りないので買う必要があります。ネットが寸断されると、クレジットカードや電子マネーが使えないので、現金払いができる必要があります。
「へそくり」の最大の問題と平均額
家具は、ほどほどに劣化してくると処分を検討するはずです。粗大ゴミ・またはリサイクルショップで処分するにしても、その前に「へそくり」を隠したかも?と気がつけるかがポイントです。
また、良くある出来事として・・
ブックオフに古本処分に持って行き「へそくり」発見!
このパターンです。見つかれば良いですが、もしかしたら忘れたまま処分してしまっているかもしれません。完全に忘れていれるなら悔しい思いをせずに済みますが、やはり知らずにお金がなくなるのは 残念すぎます。
「へそくり」の平均金額は、50万円~300万円という情報があります。隠すお金なので確実な平均値は把握しにくいですが、忘れて損失する金額としては、あまりにも高額です。
へそくりとペイオフ対策とは?
少しのお金を隠すと「へそくり」と言い、もっと多くのお金になるとタンス預金と言うのですが、銀行に置かずに自宅保管する理由は・・
ペイオフ対策をしているからです
ペイオフとは、銀行が破綻してしまったとき・・
1,000万円まで補償します
こんな決まりごとです。
親切なルールのように聞こえますが、実際のところは「5,000万円預けていた人でも補償は1,000万円です。4,000万円は無くなるけど諦めてね」という内容です。これはやばいので、銀行に大金を置かずに自宅に保管するようになります。
まとめ:へそくり 隠し場所 親がお金を隠す場所 旦那 夫|2021年版
自分の「へそくり」をうまく隠す楽しさと、旦那の隠した「へそくり」を捜索することに面白さを感じるなら、見事に発見した時には・・
これもアリかもしれません。そうすることで、数年後にまた楽しめるはずです。
へそくりを隠す場所は、すぐに見つからず捨てない予定の物の中です。お決まりパターンの本に挟む方法は、入れた本が分からなくなったり、古本の下取り・資源ゴミとして(誰かが知らずに)処分する可能性があるので危険です。