LINE Payカードとは|ポイント還元3%・グリーンバッジ・QRコード

出典:LINE Pay

 モバイル送金や決済にて利用できる「LINE Pay」ですが、2018年5月にポイントシステムなどが大きく変わりました。

  • 「LINE Pay」メイン画面にバッジカラー(マイカラー)が表示されないのはなぜ?
  • 新ポイントサービス:「マイカラー」って「改悪」になるの?
  • コンビニに「LINE Payカード」が売っていないのはなぜ?

 このような疑問の回答と、お得に使っていく方法について見ていきます。

LINE Payのポイントシステムとは

 現在のポイントシステムが分かりずらいために、気になって検索する方が多いので、LINE Pay 「マイカラー」プログラムの詳細について先に見ていきます。

 ※LINE Payカードについて探している方は、「第16章 LINE Payカードとは?」へ移動してください。

 まずは一つ目の質問・・

バッジカラー(マイカラー)が表示されないのはなぜ?

 の答えからです。LINE Pay 「マイカラー」プログラムの概要を発表した LINE公式ブログ によると・・

POINT

本人確認を完了すると 「マイカラー」プログラムが提供となる

 とあります。バッジカラー適用のためには、本人確認の手続き+銀行口座を登録します。これをやらないでいると、いつまでも「マイカラーに色がつかない:ずっと カラー無し」の状態のままです。

LINEの本人確認をする方法

 「マイカラー」プログラムを利用するために本人確認をします。まずは、本人確認書類として適用される:有効となるものです。

POINT

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 日本国パスポート+補助書類
  • 在留カード+補助書類
  • 特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 健康保険証+補助書類
  • 後期高齢者医療被保険者証+補助書類
  • 届出避難場所証明書
  • 身体障害者手帳

 これらの書類(カード)を携帯電話のカメラ、またはデジカメなどで撮影するか、スキャナーで画像を読み取りアップロードをします。

 これらの「本人確認書類」とLINEへ申し込んでいる名前や住所などが一致していないときには、「書類の不備」として申込みがキャンセルされます。

銀行口座を登録する方法

 次に銀行口座を登録します。口座登録をすることによって、「マイカラー」プログラムだけでなく・・

  • 友だちへの送金
  • 割り勘
  • 銀行口座へ出金する

 などの機能が利用できるようになり、使い勝手を大幅にアップすることができます。

LINE Pay 銀行口座登録時に必要なもの
銀行名 必要なもの
三菱UFJ銀行 口座番号・支店・預金種別・キャッシュカードの暗証番号
三井住友銀行 口座番号・支店名・預金種別・第一暗証・ワンタイムパスワード
ゆうちょ銀行 記号・番号・暗証番号
ジャパンネット銀行 口座番号・支店名・預金種別・パスワード・ワンタイムパスワード
みずほ銀行 口座番号・支店・預金種別・暗証番号・通帳の残高・メール

 これらの情報を正確に入力する必要があります。この手続きが完了した時点で、「マイカラー」プログラムが適用されます。

 1つ注意したいのは、本人確認+銀行口座登録は、当月20日までに登録完了しないと、翌月にカラーがつきません。つまり・・

POINT

  • 今月1日~20日までに登録 = 翌月にカラーがつく
  • 今月21日以降に登録 = 翌々月にカラーがつく

 登録する日が月の後半になってくると、「翌月にカラーつかない:間に合わない」状態となります。そのため、思い立ったらすぐに本人確認+銀行口座登録の手続きを済ませておきます。

LINE Pay 「マイカラー」プログラムのルール

  「マイカラー」プログラムは、前月20日までの支払い実績によって判定されます。考慮される支払いはこのようになります。

POINT

  • QR/バーコード支払い
  • LINE Payカードの支払い
  • LINE Pay残高での支払い
  • LINE Pay 請求書支払い
  • LINE Pay 外貨両替の利用
  • 韓国ATM両替の利用
  • 送金機能サービスの利用

 これらのサービス利用状況がバッジカラーの判定に利用されます。「LINE Pay」ユーザー全体の利用状況と、個人の利用状況を総合的に判断して相対的に判定されます。

 バッジカラーは、毎月1日に更新されます。

分かりにくい判定の基準

 「LINE Pay カード」のユーザーが最も気になるのが・・

利用する度合いによって相対的に判定

 という部分です。

 一般的な電子マネーやクレジットカードなどは・・

POINT

  • 月間で10万円以上利用すれば プラチナランク
  • 月間で 5万円以上利用すれば ゴールドランク

 このような明確な線引きが提示されるので・・

あと2万円買い物をして ランクアップを達成!

 のようにハッキリと目標が分かり、その結果によって「指定されたランク」を受け入れることができます。しかし、LINE Pay 「マイカラー」プログラムの「相対的に決める」という・・分かりにくいルールに引っかかっているユーザーが多くいます。

マイカラーによるランクの違いとは

 マイカラーは4種類です。当月に該当するカラーは「LINE Pay」メイン画面で確認する事ができます。それぞれの特典の違いはこのようになります。

「マイカラー」プログラムのバッジカラー
マイカラーカラー インセンティブ(特典)
グリーン LINEポイント2%
ブルー LINEポイント1%
レッド LINEポイント0.5%
ホワイト LINEポイント0%

 この4カラー以外に 本人確認などが出来ていない状態の「バッジカラーなし」があります。ホワイトカラーは、インセンティブ特典がない状態なので、「バッジカラーなし」と全く同じとなります。

何をしたら「グリーンカラー」になれる?

 多くの方が気になっているのが、「相対的に決める」という部分であり、LINE公式ブログでも・・

たくさん支払いすれば グリーンになれますか?

 という質問があります。その回答は・・「ユーザー全体の利用状況を元に判定されるので、必ずしもグリーンになれるとは限りません」という ハッキリしない内容になっています。

 2018年5月以前の「誰でもポイント2%還元」という太っ腹なサービスからは、かなり後退(サービスの改悪)になっていることは間違いありません。

LINEポイント付与の上限はない

 LINEポイント付与に関しても2018年7月までのルールからこのように変わりました。

LINE Pay利用額の上限は10万円 → 上限なし

 2018年8月からは「LINEポイント付与の上限はなし」に変わったので、使い勝手は(多少ですが)良くなりました。

  「マイカラー」プログラムで、改悪のイメージになったLINE Payのサービスですが、ユーザーの間では「LINE Payから他のカードに移行すべき」との噂が出るようになり、その時期を同じくして登場したカードがありました。

Kyash Visaリアルカードが対抗してきた

 LINE Payは、2018年の5月の末日で 大人気だった「誰でもポイント2%還元」が終わりましたが・・それを見越してなのか、同時期にLINE Payに変わるポイント2%還元サービスの提供を開始したのが・・

Kyash Visaカード

 です。LINE Payとはちょっと仕組みが違い、こちらは「2%」のキャッシュバックを後日獲得できるルールとなります。10,000円を決済に利用すると、200円がキャッシュバックされます。

 「Kyash」はスマホに設定するバーチャルなVisaカードで、このような機能が利用できます。

POINT

  • アプリをインストールするだけでVisaカードとして使える
  • 銀行・クレジットカード・コンビニでチャージできる
  • 電話番号・SNSにて知り合いに送金可能

 当初、現物のカードがない「スマホアプリ」でスタートしましたが、現在では現物のリアルカードも発行されています。つまり、LINE Payと さほど変わらないサービスを提供しています。

LINE Pay:QRコード決済で+3%上乗せに

 これまで LINE Payの「誰でもポイント2%還元」に喜んでいたユーザーが、「Kyash Visaリアルカード」に流れていっている状況になると・・今度はLINE Payの「マイカラー」制度がアップグレードとなりました。

QRコード決済を利用すると「LINEポイント」還元率に3%を上乗せする

 という大注目のサービスの提供となりました。つまり・・このようになります。

新「マイカラー」制度 QRコード決済で+3%上乗せ
マイカラー インセンティブ QRコード決済 合計
グリーン 2% 3% 5%
ブルー 1% 3% 4%
レッド 0.5% 3% 3.5%
ホワイト 0% 3% 3%

 マイカラーが「グリーン」であるなら「QRコード決済時に3%上乗せ」を加えて・・

最大の5%のポイント還元率となります

 この5%という数字は、他のキャッシュレス決済サービスでは真似のできない数字なので、「LINE Pay」の利用時は「QRコード決済」のみにしていくべきです。

 これまでマイカラーが「ホワイト」の判定になってしまうと 何の特典も得られなかったのですが、「QRコード決済」をするだけで3%のポイント特典がつきます。

3%を上乗せサービスは期限付き

 最大5%還元となれば、他のクレジットカード、電子マネー・ポイントサービスは追従できません。この「QRコード決済時に3%上乗せ」キャンペーンは、LINE Payの利用者を再び呼び戻すには十分な効果が期待できそうです。ただ気になるのは・・

POINT

「LINEポイント」還元率に3%上乗せキャンペーンは1年間のみ

 という条件があることです。

 期間限定とはいっても1年の期間があるため、その期間中に「ポイント5%付与」を狙ってLINE Payが再び盛り上がることは間違いありません。

LINE社は QRコード決済を広めたい

 これまでの流れからすると・・

POINT

  1. 「LINE Pay」のポイントサービスが改悪
  2. 「Kyash Visaカード」が注目されてくる
  3. 「QRコード決済で3%上乗せ」で対抗

 このような流れに見えるのですが、LINE社はもともと日本でのQRコード決済の伸び悩みを解消していきたいと考えていたため・・

QRコード決済導入促進の対策

 を打ち出していました。そのうちの1つが、「QRコード決済で3%還元」のサービスです。これは、QRコード決済の利用者となる「お客さん」を増やす対策です。そして、もう一つが、QRコード決済を導入する「お店側」の特典です。

専用アプリ使用で決済手数料が3年間無料

 中国では9割以上がモバイル決済(スマホアプリ + QRコード)を利用していますが、日本では「電子マネーカード・クレジットカード」の利用者が多く、QRコード決済の利用者は まだ少ない現状があります。

 楽天の「楽天ペイ」や、Docomoの「d払い」などが すでに「スマホアプリ + QRコード」のサービスを提供していますが、「LINE Pay」もシェア獲得のために「お店側」に大きな特典を用意しています。

POINT

  • POSレジなどの導入が不要:初期費用が無料
  • 決済をしたときの手数料(お店負担)を3年間無料

 「LINE Pay」のシステムは、タブレットにアプリをインストールすることで決済システムが完成するので、設備投資がいらないのです。

 そして、決済時の手数料が(3年間に限り)無料なので、設備投資に多くの予算をかけることが難しい中小のショップでも容易に導入できます。

モバイル( QRコード)決済は人気になるのか

 日本ではガラケーの時代から「おサイフケータイ」のサービスが提供されていました。しかし、その後期待されたように普及していない理由は・・

POINT

  • スマホへの設定(アプリのインストール・情報入力)の手間がかかる
  • 携帯電話を落とすと決済システムが全て他人の手に渡る可能性
  • 電子マネー・クレジットカード決済が便利で満足している

 このような理由があると考えられています。そのため「何かのきっかけ」がないと、スマホのQRコード決済をメインで使っていく人は増えていきません。

「LINE Pay」でモバイル決済の利用者が急増する可能性がある

 利用者を大幅に増加させていく「刺激」としては・・

POINT

「グリーン」バッジならポイント5%還元

 というインパクトは、十分に期待できるはずです。

「誰でもポイント2%還元」が廃止になった理由とは

 「LINE Pay」のポイントサービスは、2018年の5月まで「誰でもポイント2%還元」でした。このポイント還元率が見直されて、現在のLINE Pay 「マイカラー」プログラムが始まりました。その理由は・・

2%還元を続けると大赤字が続いてしまうから

 と見られています。他のクレジットカード、電子マネーでも(キャンペーン時を除いて常時)2%還元を提供し続けているサービスは、ごく僅かです。

 これは、買い物の支払い時(決済システム)で3%の手数料が徴収できても、その2%を利用者へ還元するというのは、赤字覚悟の運営スタイルになってしまいます。

POINT

残った1%の資金でシステムを運営するのは厳しい

 この状態で運営が可能なら、大手のクレジットカードも「常に2%還元」サービスでユーザー獲得を狙うはずです。それをやらないのは「運営が厳しくなる」からです。

 ここから先は、LINE Payカードとの一般情報となります。

LINE Payカードとは?

 LINE Payは、IT企業ネイバーの子会社であるLINE株式会社が提供する、モバイルでお金の送金が可能な決済サービスです。大人気のSNSであるLINEや、LINEに関連しているサービスの利用においての支払いに利用できます。

 このLINE Payの機能を取り込んだプリペイドタイプのカードがLINE Payカードです。LINEに関連するサービスだけでなく、街中での買い物やネットショッピングなどに広く利用可能です。

LINE Payカードの登録について
入会金 カード発行事務手数料 年会費
無料 無料 無料

 LINE Payカードに登録するためには年齢制限はなく、LINEのアカウントを持っている方は誰でも登録する事が可能になっています。LINE Payカードは、1人あたり1枚のみ所持できます。

 LINE Payカードには様々なデザインのタイプがリリースされていますが、カードを変えたい場合には、現在所持しているLINE Payカードを一度解約し、新たに契約をやり直す必要があります。その際に、以前に使っていたカード番号の引き継ぎはできません。

世界の3,000万店のお店で利用できる

 LINE Payカードは、日本国内900万店が加盟している、JCB加盟店で利用できます。利用の際は、クレジットカードと全く同じように使います。

POINT

  • 日本国内900万店のJCB加盟店で利用可能
  • 世界では、3,000万店のJCB加盟店で利用できる
  • 使用の際はクレジットカードと全く同じ利用方法

 LINE Payカードは、JCB加盟店でカードを提示して決済をするため、クレジットカードと全く同様な利用方法が可能ですが、LINE Payカードはクレジットカードではなく、チャージ式のプリペイドカードです。

LINE Payカードは、クレジットカードではない

 買い物に利用する際には、LINE Payカードにチャージした金額までの利用となります。LINE Payカードで決済を行うと、その場で残高から引き落とされます。

LINE Payカードで利用できるお店

 LINE Payカードは、国内外の3,000万店が利用可能です。このようなショップで利用できます(加盟店:一部)

LINE Pay加盟店
スーツのAOKI イトーヨーカドー エディオン
ケーズデンキ ゲオ コジマ
サークルK 西友 セブンイレブン
ソフマップ ファミリーマート 松坂屋

 これまでは、コンビニでも「LINE Payカード」を提供していましたが、現在では「郵送のみ」となっています。その理由は・・

「LINE プリペイドカード」と「LINE Pay カード」との違いが分かりにくい

 からです。確かにどちらも LINEが提供している支払いでいるカードです。

 間違って購入してしまうユーザーのことを考えると、店頭には「プリペイドカード」、「LINE Payカード」の購入希望者のみがLINEのサイト経由で注文するスタイルなら、勘違いを防ぐことができます。

コンビニでチャージをするには?

 チャージをする方法はいくつかありますが、最も簡単なのがローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100でも可能)で、スタッフにLINE Payカードを渡して「チャージしてください」と伝えます。ローソンでのチャージする時には・・

POINT

  1. 店員に現金とLINE Payカードを渡して「チャージしてください」と頼む
  2. その他のコンビニ(ミニストップ)でチャージする場合はLINEアプリを起動し
  3. その他 → LINE Payを起動 → チャージ → コンビニを選択
  4. 希望のチャージ金額を入力し「チャージ」をタップ
  5. 「受付番号」と「予約番号」が表示されます
  6. 店内のLoppi端末にて「各種番号をお持ちの方」を選択
  7. 6桁の「受付番号」を入力
  8. 11桁の「予約番号」を入力
  9. 「了解」ボタンを押すとレシートが出てくるので、レジで支払う

 このような手続きでチャージできます。

 ファミリーマートで手続きの際は

  • Famiポート端末の「代金支払い、コンビニでお支払い」を選択
  • 「イーコンテクスト(インターネット受付)」から各種番号を入力

 サークルKサンクスでのチャージ方法

POINT

  1. Kステーション端末の「各種支払い」を選択
  2. 「6ケタの番号をお持ちの方」から各種番号入力

 セイコーマートでチャージするには、クラブステーション端末の「インターネット受付 各種代金お支払い」を選択して、各種番号を入力します。

その他のチャージ方法

 コンビニ以外にも銀行口座からLINE Payカードへチャージする方法があります。手持ちのスマホのLINEアプリを起動します。

  • LINE Payを選択
  • チャージをタップ
  • 銀行口座をタップ
  • 各銀行のページへ切り替わり必要事項を入力
  • 登録を完了する

 予定している残高以下になった場合に、銀行口座から自動的にチャージをする設定「オートチャージ」が可能です。

POINT

  • LINE Payを選択
  • 設定からオートチャージを選択
  • チャージ元の銀行口座、条件を設定する

 LINE Payカードを常時利用するようになると、コンビニチャージなどの手間が不満に思えてくるので、銀行口座の登録とオートチャージ設定がおすすめです。

クレジットカードを登録する方法

 チャージや送金には利用できませんが、決済機能を優先するのであればクレジットカードを登録しておくと使い勝手が高まります。以下の国際ブランドのカードが利用可能です。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • ダイナースクラブ
  • Amex

 LINE Payを選択し「カード登録」をタップします。口座番号や、有効期限、名前などを入力します。カメラを使って「クレジットカードスキャン」も可能です。

 カードニックネームの項目には、任意の名前を入れておきます。自分の分かりやすいネーミングで良いので、「楽天カード」、「住友VISAカード」、「プライベート用カード」のように、自分なりのニックネームとしての名称を決めます。

 複数のカードを登録でき、その都度利用するカードを選択できます。

まとめ:ポイント還元3% グリーンバッジ QRコード

 LINE Payカードは、セキュリティ対策も強化しており、不正があったときには利用者の保証制度が導入されているので安心です。

 LINE Payにて決済が行われる際には、LINE Payカードのチャージなどで登録している銀行口座の情報や、カード情報は全て暗号化されて保管されています。

 不正な取り引きに関しては365日24時間の監視体制があるため、不正行為を未然に防止することができます。

Posted by mon