奨学金申請の書類で悩むのが「経済状況を説明」の長文です

奨学金 「あなたの経済状況を具体的に説明してください」の例文

 奨学金(日本学生支援機構奨学金)を申請する書類にはこのような設問があります。

あなたの経済状況を
具体的に説明してください

 ここで聞かれる「質問に対する返答例・または例文」を探している方が多いため、奨学金の概要を説明する前に・・

JASSO奨学金「現在の経済状況を具体的に説明してください」

 この問いかけの意味・書き方・要点をまとめた最適な例文を分かりやすくご紹介します。

JASSO奨学金「あなたの経済状況を具体的に説明してください」

日本学生支援機構奨学金

 経済状況とは、家庭の「お金の出入りはどうなっているのか?」を意味します。重要になってくるのは・・

  • 家族の収入。誰がどれくらいの収入であるのか

  • 毎月の支出。家賃や光熱費、その他のお金について

  • 介護、障害者などがいて、多くの医療費が必要な状況

  • 借金があれば、返済の状況などの説明

 聞かれている問いは「経済状況を具体的に説明してください」であるので、現在の状況を報告する内容だけにします。

  • ○○と思った

  • この時おどろいた

  • 今後はこのようにしていきたい

 このような感想を入れてはいけません。

新規・継続申請のアピールポイントとは?

新規・継続申請する時のアピールポイントとは

 「現在の経済状況」の説明をしながら最終的には奨学金でサポートしてくれないと、卒業までの学費の工面が難しいという内容にします。そのため、強調したいポイントをいくつか整理しておきます。

POINT
  • 兄弟が多いため、親が工面できる学費に限りがある

  • 両親の経営する企業が倒産の危機である

  • 両親の離婚により生活費が激減している

  • アルバイトができない理由がある

 上記のような経済状況が困難となるポイントをメインにして(できれば複数の要因を絡めて)まとめていくと、本当に生活が困窮しており 将来の見通しが厳しい状況を伝えることができるはずです。

 次は具体的に例文をみていきます。

経済状況を具体的に説明:例文200文字以内

 様々な状況を想定した例文はこのようになります。限られた少ない文字数の中で、今の状況を正しく伝えることができる言葉を選んで文章にします。

(185文字)半年前、私の父は大腸ガンステージ3の診断を受け緊急手術を受けました。現在のところは安定しているため退院することができましたが、今後も経過観察の通院が続く予定です。父の休職による収入減少、そして医療費の工面などから、経済状況が悪化しています。このままでは、大学卒業までの学費を工面できない状況が予想されるため、奨学金制度を利用させて頂き、学業へ専念できればと考えています。
(182文字)私が専攻する学部では、必修となる難しい講義が毎日続きます。授業の出席だけでは理解できない可能性が高いため、あらかじめ予習が必要です。その時間以外にも、家族が経営している農業を人手不足の時期だけでも手伝いをする必要があるため、アルバイトで学費を確保していく事が難しい状況となります。家族を手伝いながら学業にも専念したいため、奨学金を利用させて頂きたいと考えています。
(185文字)私の家庭では 両親の年収を合わせても270万ほどしかないため、毎日の生活費のやりくりだけで使い切ってしまい、余裕がありません。入学金に必要となる「50万円」、そして年間の授業料の「80万円」を工面するのは、非常に困難な状況となります。しかし、私は家計を支えるためにも学業に専念し、大学の卒業を目指したいと思っています。その目標のために奨学金をお借りしたいと考えています。

 お金が工面できないことを明確に記載し、奨学金を借りて学業に専念したいという内容で括ります。

 次は、奨学金の全般的な概要について見ていきます。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金とは

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金とは

 子供を大学へ通わせたいのに・・学習塾にかかる費用、大学の入学金・授業料だけでなく、交通費、寮・アパートのコスト、マイカーの確保と、多額の出費が続くために大学進学を断念してしまう可能性があります。しかし・・

POINT日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を申請できます

 学業の成績がよほどヒドい状況でないなら、奨学金を申請して学費を確保することができます。

 奨学金という名称の学費を貸与(または給付)する制度は、国、県、地方自治体など様々な制度があります。そんな中 最も多くの学生が利用している奨学金が、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。

奨学金継続願を提出する

奨学金継続願を提出する

 JASSOの奨学金の手続きが完了し 振込が開始された後は、何もせずに卒業まで奨学金の振込が継続するのではなく、毎年「更新する手続き」が必要です。

「奨学金継続願」の書類は、12月から2月頃に各学校から交付される

 奨学金継続願は、書類にて提出するのではなく、インターネットから奨学金の情報を取りまとめているネットサービス「スカラネット・パーソナル(スカラネットPS)」から行います。

スカラネット・パーソナルで奨学金の情報を閲覧できる

スカラネット・パーソナル

 スカラネット・パーソナルは、「スカラネット・パーソナルの登録方法」のページの説明書に従い、「奨学生番号、氏名、性別、生年月日、振込口座番号」を入力し送信します。登録後は、「ユーザID・パスワード・奨学生番号」にてログインできます。

  • スカラネット・パーソナルは24時間閲覧可能・書類提出はAM8時~AM1時まで

 現在の奨学金情報の閲覧だけでなく、「繰上返還の申込」「在学猶予願」「奨学金減額返還願」「奨学金返還期限猶予願」などの申込みや書類の作成依頼が可能となります。

 住居が変わった場合には住所変更手続きを、婚姻し改姓した場合、そして勤務先が変わった場合にも情報の変更手続きが必要です。

JASSOの奨学金 返済が始まる期日はいつ?

JASSOの奨学金 返済が始まる期日とは

 JASSOの奨学金は貸与型となるので返済が必要です。返済は卒業してから7ヶ月後からスタートします。

POINT日本学生支援機構奨学金の返済は、貸与期間終了の翌月から7ヶ月目に開始

 学校の卒業が3月(貸与が3月で終了)の場合、7ヶ月後の10月27日が最初の返済(口座振替の日)となります。

まとめ:奨学金とは 現在の経済状況の例文|2021年版

 「あなたの経済状況を具体的に説明してください」の設問は、例文を参考に「勉学に励みたいが、家庭の経済状況が困難」という内容を簡潔に書きます。自分がバイトをせず勉強したい(またはバイトしても足りない)理由を必ず入れます。

 日本学生支援機構奨学金の審査基準は、第二種奨学金よりも第一種奨学金が厳しくなり、両方を併用すると更に審査が厳しくなります。大学に落ちて浪人の場合、再度 卒業した高校にて日本学生支援機構奨学金の予約採用を申請します。

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