残高不足 クレジットカード:その後どうなる? 再引き落とし・放置

 クレジットカードの利用料金(または公共料金など)は、毎月決まった日に銀行口座から引き落としの手続きが行われます。事前に引き落とされる金額を銀行口座に準備しておくだけの簡単な作業なのですが・・

POINT

何かの理由で忘れてしまう事があります

 このとき 指定されている銀行口座では、予定の金額が引き落とせなかったために「引落しの手続きがエラー」となります。この、残高不足のミスをしてしまったときに・・

  • どのような対応をしたら良いのか
  • カード会社からどのような連絡がくるのか
  • 利用停止・ブラックリストの可能性とは

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

引き落としの時間は何時なのか?

 「毎月20日にご指定の銀行口座より引き落としします」のような説明となっているサービスを契約したとき、20日に引き落とし手続きが行われますが、何時に行われるのか?が気になります。その答えは・・

POINT

銀行のシステム・引き落とし先の企業によって変わります

 つまり、公共料金などは早朝(朝一番)に引き落とし。企業への支払いは指定の時間に引き落とし処理が行われたりします。

 この引落しの処理をするときに、預金残高が足りないと残高不足のエラーとなります。

引き落とし口座がネットバンクの場合

 ネットバンクは24時間営業しているので、平日9:00~15:00のような銀行員が窓口で営業している「取扱時間」の概念がありません。そのため、日付が変わった時点から引き落とし手続きが行われます。

ネットバンクは深夜1時過ぎ~3時過ぎあたりの時間帯に引き落とし処理がある

 ほとんどのネットバンクは、日付が変わってすぐではなく1時頃から順次処理していきます。

引き落としできなかったときには

 気になるのは、引き落とし日の当日、早朝の銀行が営業する開始前までに入金手続きが間に合わなかったとき(前日までに入金していかなった場合)です。

 銀行の営業開始と同時に 1度目の引き落とし処理は終わっているはずですが、その後がどうなるかです。

早朝に残高不足のとき:その後の対応
その後も引落としは行われないその日の残高不足が確定(後日に再請求)
営業時間内に複数回リトライ再度の処理までに入金できるとセーフ
ATM稼働時間内は常に可能入金と同時に引き落とし処理をする

 このようなパターンがあります。最近多くなっているのは「何時でも即座に引き落とし対応」が可能となっているATMです。

 銀行の窓口が閉まる時間以降でも(午後5時以降など)ATMが稼働している時間内であれば「当日内の引き落とし処理をする:セーフ」となることが多くなっています。

遅くても窓口営業時間内に入金するように

 引き落とし日に残高不足の状態に気がついたら、すぐに入金する手続きをします。ほとんどの場合、銀行の窓口が開いている時間内に入金を済ませると、最終の引き落とし手続きに間に合います。引き落としルールを確実に知りたいなら・・

銀行の担当者に聞いてみます

 入金後、すぐに引落しの処理が行われない支払い先があるときは、銀行のスタッフに問い合わせてみます。

 銀行のスタッフは、公共料金・固定電話料金など 利用者が多いサービスであるなら「引き落とし処理のパターン」を知っているので、詳細について教えてくれるはずです。

 銀行のスタッフが分からない企業であり、入金後に記帳しても引き落とし処理が行われてないようなら、その企業のサポートセンターに問い合わせてみるべきです。

 ホームページに「引き落とし日」の記載はあっても、「引落し処理をする時間」については書いていないはずです。

クレジットカードの引き落としで残高不足

 電気やガスなどの公共料金であれば、残高不足の状態である通知(はがき)が届く、または電気やガスの検針票(兼請求書)に前回、残高不足で引き落としできなかった内容が記載されます。そして、翌月に2月分が請求となります。

 しかし、これがクレジットカードの利用料金の残高不足となれば重要度が違ってきます。残高不足で引き落とし不可であった情報は、クレジットカードの会員専用ページに登録している連絡メールアドレス宛に

POINT

引き落とし予定口座の残高不足により、利用金額が引き落とされませんでした

 のようなメールが届きます。クレジットカードはショッピングでもキャッシングでもカード会社がお金を立て替えて約束をしているため・・

お金を返す約束をしたのに、お金を用意しなかった

 この状況になります。これは現在契約しているクレジットカード会社だけでなく、今後の全てのローンの審査に影響を与えてしまう大きな事件と考えるべきです。

 ただ、2~3年に1度くらいの(久しぶりの)うっかりミスなら、急いで指示された支払い方法で手続きを完了できれば、信用情報(今後のローンの指標になる)には記載されないはずです。

すぐにカード会社に電話をする

 クレジットカード利用料金の未払いは、深刻な状態であるため すぐにクレジット会社に電話をして現状を報告するべきです。

うっかり忘れて申し訳ございませんでした。すぐに振り込みます

 このような内容で、担当者に誠意を伝えることによりマイナスのイメージを少しでも改善します。

すぐに電話連絡をして、謝罪をし次の対応を仰ぐ → ○
督促状を待ってから、支持された対応をする → ×

 自分が約束を守らずに悪い事をしているので、こちらから謝り すぐにお金を振り込むアクションをすることを優先します。

会社によって残高不足の対応は様々

 残高不足の状態が確認できた場合、クレジット会社は次なる対策をしますが、このような方法があります。

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  • メールやはがきで、再度引き落としをする日を連絡する
  • 督促状を送付して、銀行やコンビニ払いを依頼する

 このどちらかとなるはずです。その後、スムーズに支払い手続きを終えると最もダメージの少ない(信用情報にマイナス情報が少ない)方法となります。

 しかし、この手続きも送れてしまうと次には厳しい対応が待っています。

現金が確保出来なかった場合の対策

 再請求の連絡があっても引き落とし金額の用意ができない場合はかなり問題です。連絡をせずにいると更に状況が悪くなるので、とりあえずクレジットカード会社の担当窓口に電話をする必要があります。

 約束を守らずにお金を準備できていない状態を怒られるのではないかと考える人も多いですが、カード会社では返済が困難となってしまう人の対応については、マニュアルで決められています。そのため、次なる対応を淡々と説明してくれるはずです。

再度支払金額の調整をしてもらう

 残高不足で支払いが出来なかった人の対策として、支払い可能な金額を毎月分割払い人もらう対策があります。例えば、今月に8万円の引き落としを予定しているのに準備できなかった場合には、

2万円の引き落としを4ヶ月継続する

 このように、支払いできる金額を毎月支払っていくリボ払いの手続きに入ります。これには手数料がかかるので、その手数料を含めた金額を毎月支払うようにします。

 支払金額の再調整は、支払いが困難な人の最終手段として提示された方法となるので、リボ払いのスケジュールに切り替えても支払いができないと・・

カードの利用が停止されます

 そして、借金返済に向けての新たな対処になってしまいます。

1度の残高不足では利用停止にならない

 多くの場合、残高不足が確認された状態が初めてである場合、指示に従って期日内にお金を用意する事ができれば、そのままカードの利用停止などはならずに継続して使い続けることができるはずです。

 ただし、このような場合は利用停止の可能性があります。

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  • 2ヶ月連続残高不足になってしまう
  • 年間あたり3度目の残高不足となる

 このような問題のある状態を続けていると、カードが利用できない状態になります。

 カード会社は、信用を基にしてお金を貸してくれるサービスであるため、複数回の残高不足があるときはカード利用停止、さらに強制解約の可能性もあります。

ブラックリストの可能性とは?

 残高不足をするとブラックリストに掲載されてその後の対応が厳しくなってしまうのではないか?と考える方がいますが、複数年あたり1回のうっかりミスであるなら、状況が悪くなる事はあり得ません。

 ただし、残高不足が年に何度も連続すると「信頼のない人である」という情報が情報機構へ登録されます。この情報が蓄積していくと他のどのようなローンでも許可が下りない・・

いわゆるブラックリストに掲載された状態となります

 実際のところは「黒い色をしたリスト」があるわけではなく、信用情報を記録する信用情報機関・・

  • JICC:消費者金融や信販会社が利用する
  • CIC:クレジットカード会社の利用が多い
  • KSC:銀行・銀行系カードローン会社が利用する

 これらの企業へ「残高不足を繰り返している」という情報が記載されます。これは、住宅ローン、奨学金を親が保証するタイプの教育ローンにも影響します。

まとめ:残高不足 その後は・再引き落とし・放置|2019年版

 残高不足のミスは、カード会社などの取引企業・信用情報機関へマイナスな印象を与えてしまいます。今後、オートローンや住宅ローンの審査が通らなくなるかもしれない要因となってしまいます。

 公共料金やクレジットカードの引落しに利用する登録銀行を変更する時には、手続きのミスが起こりがちです。残高不足にならないようにするために、旧口座・新口座ともに引落し金額を入金できればベストです。

 以上、残高不足 クレジットカード:その後どうなる? 再引き落とし・放置...についてでした。