中食が増えている理由|内食との違い・内訳・定義とデメリット

中食が増えている理由

 美味しい食事を楽しみたいなら お店を予約して足を運ぶパターンがお決まりでしたが、ここ数年は自宅にいながらより本格的な味を楽しみたいという・・

中食(なかしょく)を好む方が増えています

 テレビでもネットでお取り寄せできるグルメ、コンビニで買える高級レトルト食品を特集するなど、中食をより楽しむネタが増えています。そんな中食にまつわる・・

  • 中食って何?内食との違い・その定義とは?

  • いま中食が増えている理由と今後の傾向

  • 中食で節約できるのか・デメリットとは

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

中食とは何ですか?その意味・定義・内食との違い

 外食・自炊という言葉はよく使っていても、「中食・内食」という言い方をする方は多くありません。

 まず、中食という言葉の使い方・定義の前に、より分かりやすくするために「外食・中食・内食」がどれに当てはまるのかをまとめます。

外食・中食・内食の意味とは?
どんな意味?
外食イタリア料理店・マクドナルド・ガスト・近所のそば屋・屋台でおでんを食べる
中食デパ地下で総菜を購入、ピザのデリバリーをとる、レトルト食品を買ってきてレンジでチン
内食生の魚を買ってきて焼き魚を作る、牛肉・人参・じゃがいもを買ってきてカレーを作る

 大まかに分けるとこうなります。

  • 冷凍食品の餃子を買ってきて、チンして完成

  • 商店街でコロッケ・ハムカツを買ってきた

  • カツ丼の出前が届いた

 これらも中食になります。

中食とは、惣菜店やコンビニエンスストア・スーパーなどでお弁当や惣菜などを購入したり、外食店のデリバリーなどを利用して、家庭外で商業的に調理・加工されたものを購入して食べる形態の食事をさします。

 生の肉・魚・野菜から調理開始をすると内食、すでに加工された食品を買ってくる・または他で完成した食事を届けてもらうのであれば中食となります。

 気になるのは中食(なかしょく)の言い方です。外食(がいしょく)に対するなら中食(ちゅうしょく)の方が良さげです(昼食と紛らわしいですが)。なかしょくで正解であるなら、外食は「そとしょく」と言うべきのような気がします。

なぜ中食が話題になっているのか?

 お総菜を売っているお店は昔からありました。しかし、最近になって中食がブームになっているのは・・

POINT

本格的なメニューをお持ち帰りでき、自宅で楽しめる

 これがあるからです。

 国産の良い素材を使って、料理人が監修したメニューが「デパ地下」「エキナカ」で売られています。スーパーのお総菜なのに、全国大会のチャンピオンの料理人が監修した「からあげ」を売っています。そして、SNSでも話題の・・

  • バターチキンカレー(ファミリーマート)

  • 金のハンバーグ(セブン-イレブン)

  • 豚角煮(ローソン)

 コンビニグルメの質が非常に高いと話題になっています。

セブン-イレブンの「金シリーズ」が美味しくておすすめ

 セブン-イレブンの「金シリーズ」は絶賛する方が多くいて、どれを選んでも本格派の味で驚かされます。ただし、例えば「金のビーフシチュー」は386円なので、サラダとライスを追加すると、外食より高くなってしまうかもしれません。

味は本格的だが安くはない

 激ウマを求めるとコストが上がりすぎるのがデメリットとも言えますが、それは逆のパターンもアリだといえます。デパ地下で激安の「エビチリ」が見つかったり、専門店でタンドリーチキンが安く買えたりします。

中食が増えている理由:アンケート結果

 農林水産省が実施したアンケートによると・・

月に1日以上の頻度で中食を利用する割合は、単身世帯、二人以上の世帯ともに、弁当類(主食的な調理食品)が7割、そう菜類(副食的な調理食品)が8割となっています。

 弁当・お総菜・デリバリーを利用する方はとても多くいて、中食が増えている理由はこうなります。まずは二人以上世帯のアンケート結果から。

二人以上の世帯の中食が増えている理由グラフ

 「時間がない」という理由を挙げる方が多くいて、次に普段は食べない食品だから買っているという答えになっています。

 次は単身世帯の場合です。

単身世帯の中食が増えている理由グラフ

 おおまかな理由は二人以上世帯と似ていますが、「調理・片付けが面倒」と答える方が最も多くなっています。一人暮らしだと食事の準備にまつわる時間を無くし、自由な時間を優先する方が多くいます。

 そして「自分で食事を作るより価格が安い」と回答しています。例えば家族4人分の食事を作ると、一人分のコストはずいぶん安くなります。それと比較して一人分の食事を自炊すると、調理の手間・食材の購入と消費コストも多くかかります。

中食のメリット:アレルギー対策・ダイエットにも

 外食で食べるメニューと違って、中食にすることで・・

品質表示があって詳細を確認できる

 このメリットがあります。

 卵・または貝などにアレルギーがある方の場合、安易に外食することができません。とても美味しく なおかつ使用されている食材を事前に確認できるので、安心して食事を楽しめます。そして、もう一つのメリットは・・

ダイエット中に摂取カロリーをチェックできる

 これがあります。

 ダイエットの定番となったサラダチキンのように、食べ応えがあって美味しい低カロリー食品を見つけやすくて助かります。家族と暮らしているとき、一人だけダイエットメニューを作るのは手間がかかります。そんなとき・・

POINT

レトルトお総菜・缶詰・カット野菜で低カロリーメニューが完成します

 パッケージから出して、チンして盛りつけると完成する「お手軽さ」に助けられます。パッケージには熱量:カロリーが記載されているので、集計することで1食分のカロリーが分かります。

中食が増えている理由:デリバリーが安いメリットがある

 最近ではピザ・お寿司・牛丼チェーン店だけでなく、多くの外食産業がデリバリーのサービスを開始しています。

 その背景には 中食がブームになっている理由だけでなく、このメリットがあるからです。

POINT

軽減税率の導入で税率が10% → 8%となります

軽減税率の対象となる飲食料品は、人の飲料又は食用に供されるものであり、テイクアウト・宅配が該当し、テーブル・椅子のある場所の飲食・ケータリング・出張料理は含まれません。

 ウーバーイーツの利用者が拡大しているのと同時に、軽減税率の導入で安くなることもあり、宅配で食事を注文する方は増えています。ただし・・

配送料がかかるとき軽減税率の対象にはなりません

 軽減税率の対象は宅配する食事だけです。そのため、届けられた食事は税率8%、別途、送料が追加されるときには、送料だけは税率が10%となります。

中食が増えている理由:中食を好む単身世帯が増えている

 「税率が安い・デリバリー人気がアップしている」要因に加えて、さらに中食ブームを加速させている大きな理由がこれです。

日本は単身世帯が増え続けている

 都会に出て一人暮らしをする方や、少子高齢化が加速していることが影響しています。総務省によると・・

未婚率の増加や、核家族化の影響を受けて、単独世帯(世帯主が一人の世帯)が増加している。2040年には単独世帯の割合は約40%に達すると予測されている

 一人暮らしが増える要因は未婚だけではなく、お年寄り世帯が増加していることも挙げられます。

 後期高齢者になるとガスを使った調理が困難になるため、食事のデリバリーに頼る方が増えます。外食は高くつく、内食は手間がかかるので、ちょうどバランスの良い中食を選ぶ方は今後も増加すると予測できます。

インスタント食品とコラボで楽な食事

 仕事帰りに夕飯を何にしようか考えるとき・・

天ぷら とんかつにしたいが・・面倒くさい

 こんなときは、商店街・スーパーのお総菜コーナーで揚げ物を調達できれば時短で手間もかからず、キッチンも汚れません。さらなる裏技は、ガスコンロに火をつけずに手軽に食事を完成させるために・・

 こんな方法があります。ポットのお湯が沸騰するのを待つだけ、または電子レンジでチンするのを待つだけで食事が完成します。

 袋ラーメンはコスパが非常に高いので、ケチる・セコい節約生活には欠かせません。

 ラーメンのトッピングは、肉や野菜を買ってきて調理するよりも、すでに食品として完成しているお総菜を乗せると簡単です。安くてちょうど良いトッピング食材はこちらでまとめています。

まとめ:中食が増えている理由|内食との違い|2021年版

 自宅で自炊すると食費の節約になります。しかし、食材を買ってきてカレーをグツグツ煮込むには時間もかかることや、洗い物が増える・生ゴミも増えるので、お手軽に中食を選ぶ方が増えています。

POINT

中食の増加にまつわる参考になる論文

 単身世帯の増加から今後も中食を好む方は増えると見られていて、よりコスパのいい食品に注目が集まると予想できます。

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