拾ったクレジットカード 悪用方法|クレカ使うとばれる?ばれない?

 久しぶりに遅くまでお酒を飲んでしまうと、その帰りに財布を落としてしまうことがあります。トイレなのか タクシーなのか分からず途方に暮れていると、重大なことに気づくはずです。それは・・

財布にはクレジットカードも入っている

 ということです。カード会社は深夜でも「お問い合わせ窓口」へ連絡すると、すぐにカードの「利用停止」手続きができます。しかし、この手続きを忘れていたり、数日遅れてしまうと どのような問題がおきるのか気になります。

 そして視点を変えてみると、クレジットカードを拾った側の人は・・

使えるクレカ ゲット!ラッキー

 と思って 悪用する方法をアレコレ考えるかもしれません。このときに考えられる・・

  • クレカの悪用方法
  • 不正に使うと・・ばれる?ばれない?

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

クレジットカードを拾ったときには

 クレジットカードが入っている財布を拾った時にするべき「正しい行動」はこのようになります。

POINT

  • 交番へ届け出る。拾った場所と時間、自分の連絡先を記録する
  • カード会社へ連絡して、その後の手続きに協力する

 このような 子供の頃に習ったかもしれない「善人の行動」をすることです。交番では「クレジットカードを拾った人」として、連絡先を記録する必要があるのですが、カードの持ち主が見つかった後に その方から・・

「お礼」の連絡を受けることが面倒だ

 と感じるなら「謝礼拒否」にしておきます。すると、交番は相手にその内容を伝えるので連絡は来ません。

カード会社へ拾ったことを連絡すると・・

 クレジットカードの裏面を見てみると・・

このカードを捨得された方は直ちに当社にご連絡ください(薄謝進呈)

 などの記載があるはずです。

 捨得(しゅうとく)とは「落とし物を拾った」こと。つまり、「拾ってインフォメーションセンターへ連絡してください」という意味です。

 薄謝進呈(はくしゃしんてい)とは、「ちょっとばかりの謝礼」という意味であり、「寸意」または「薄儀」と同じ意味です。

謝礼として品物を進呈しますが、大きな期待はしないで・・

 と言っているのです。

カード会社からの「薄謝進呈」とは

 カード会社に「拾ったクレジットカードの情報」を伝えると、カード会社から・・

「カードをハサミでカットして、カード会社まで発送してほしい

 と依頼されるのでめ、そのように手続きを完了すると、後日 「薄謝進呈(はくしゃしんてい)」のお届け物が届くはずです。

各クレジットカード会社の薄謝進呈
JCBカード・OMCカード JCBギフトカード
三井住友カード VJAギフトカード
オリコカード 図書券

 謝礼の内容は現金ではなく、1,000円~2,000円相当額となる・・

POINT

  • ギフト券
  • 図書券
  • クオカード

 これらが一般的です。プラチナカード・ブラックカードのような年会費が高めでステイタスのあるカードなら、謝礼のグレードもアップすることがあります。

 ただし、この薄謝進呈の内容は各社とも公表しておらず、事前に内容は分からないことになっています。

カード会社が「薄謝進呈」をする理由

 クレジットカードは、「紛失」、または「盗難」されて誰かにカードが使われてしまっても、カードの契約者は「身に覚えのないカード利用の請求を拒否する」ことができます。

カード利用者は「カード利用規約」によって守られている

 そのため、カードを拾った誰かがショッピングをした(不正に使われてしまった)金額は、カード会社が負担することとなります。この負担を減らすためには、紛失したカードを早急に回収する必要があります。そのために「薄謝進呈」を設けています。

拾ったカードで買い物はばれる?ばれない?

 ここで、拾ったクレジットカードで買い物(サービスの契約)やその他、どんなことが可能であるかを挙げてみます。

POINT

  • 衣料品店やレストランにてカードを提示し、レシートにサインする
  • スーパーで食料品をカード支払い(サインなし)で購入
  • ネットショップでカード番号とセキュリティーコードを使ってショッピング
  • ネットゲームの課金にカード番号を使う
  • クレジットカードから電子マネーにチャージする
  • 銀行のATMからクレジットカードでキャッシングする

 拾ったカードをショッピングなどで利用すると、必ず足がついて(記録が残って)しまいます。上記の方法は全てにおいて足がつきます。特にATMは「振り込め詐欺」を防止するために、セキュリティを強化しています。

 どうして悪用がばれるのか・・その理由を見ていきます。

監視カメラがセットされているので・・ばれる

 銀行のATM、スーパーやコンビニ、デパートなどのレジで会計をするお店では、監視カメラをセットしている可能性が高く、拾ったカードを使う時の決定的な証拠映像が残ります。

お店で拾ったカードを使う時に、ビデオ映像として記録が残る

 コンビニATM、銀行ATMなどを利用し、拾ったカードにてクレジット会社からお金を貸してもらう「キャッシングを申込みしている様子」もカメラで撮影されています。

 現在は 監視カメラの解像度も高く、保存するハードディスクの容量も大容量であるため、鮮明な記録が長期間にわたって保存されます。

ネットゲームの課金なら・・ばれないのか?

 拾ったカードが利用できる方法の中で、監視カメラにも映らず、個人情報を入力せずとも利用できるサービスとして、ネットゲームの課金があります。

  1. オンラインゲームのアカウントを 架空の住所・氏名でを取得する
  2. 拾ったクレジットカードで課金して使う

 架空の人物になりすまして拾ったカードで課金することで、自分の名前や住所や電話番号などの情報を使わずに利用できます。しかし、この方法でも完全に匿名にはなりません。

拾ったカードが使える「ばれない裏技」ではない

 「匿名のアカウントでカードを使えば大丈夫?」と思われがちですが、カード会社で不正利用が発覚すると、カードの利用停止とともにサイバー警察の捜査対象となります。

POINT

ネットのデータのやりとりから場所を特定する捜査が可能

 ネットでは、自由にデータが飛び交っているように思われがちですが、実際のところは どの場所からアクセスしているのか特定できます。「どの住所のPCから問い合わせているか」分からないと・・

  • ネット検索した答えのページを再びパソコンに送ることができない
  • ネットゲームで相手PCが特定できないとデータを共有できない

 つまり、自宅までデータが転々と移動してきた「アクセスポイント履歴」と「時間」のデータが、が、ネット回線契約者の接続ログ(帳簿のようなもの)として残ります。

ネット犯罪は履歴から個人が割り出せる

 ネット接続業者(インターネットプロバイダ)は、通常の業務において情報を公開することはありませんが、警察から情報開示を請求された時は対応します。

POINT

警察からの情報開示要求があると、ネット接続業者は顧客情報を提供する

 ネット接続業者が提供するアクセス情報が記録されている接続ログを集めると、ネットでの行動がはっきりします。この情報を辿っていけば、拾ったクレジットカードを不正に利用した人の自宅を特定できるのです。

手元にカードがあっても不正利用される

 クレジットカードの不正利用をする犯罪集団は、大量のカードを盗難したり、スキミングなどの手口を駆使します。スキミングとは、 本人に知られずにカード情報を抜き取るやり方です。

POINT

  1. クレジットカード加盟店で支払い時にスタッフへカードを渡す
  2. 手元が見えない場所で「スキマー」と呼ばれる装置にてスキャニング
  3. レジで決済手続きを終了してカードを返す

 この手口が巧妙なのは、ほんの僅かな時間だけしかクレジットカードを預けておらず、カードは手元にすぐに戻ってくるので、情報を盗まれたことに気がつかないことです。

 これ以外には、メールなどで巧みに偽物のショッピングサイトへ誘導してカード情報を入力させる「フィッシング詐欺」があります。

有効期限が切れたクレジットカードの場合

 クレジットカードの更新は、顧客情報をリフレッシュする(現状の収入・利用状況からキャッシング・ショッピング枠を承認する)重要な手続きであり、5年ごとに旧カードが必ず手元に残ります。

 有効期限が切れたクレジットカードを「役目を終えたカード」として・・

そのままゴミ箱へ投げ込む人がいます

 自宅から出したゴミ袋は「誰のものでもない」状態になるので、ゴミ袋をあさって古いカードをゲットして持ち帰っても法律に触れません。

期限切れ・・なのに使い道があるのか?

 カードを悪用したい側からすると、「有効期限が切れたクレジットカード」でも利用価値が十分にあります。

  • クレジットカード番号を確認できる
  • カードの登録者名義を確認できる
  • 有効期限を確認することができる
  • カードの裏に記載されているセキュリティコードが確認できる

 このうち、新規に発行されたクレジットカードとの相違は「カードの有効期限」、「セキュリティーコード」です。

有効期限は簡単に推測できる

 クレジットカードは5年ごとに更新していくため、古いカードの有効期限から「5年先」が現在使えるカードの有効期限であると推測できます。つまり、どのクレカでも簡単な足し算で分かります。

古いカードの有効期限 + 5年 = 使えるカードの有効期限

 こうなってくると、残っている防犯対策は「セキュリティーコード」だけです。

セキュリティーコードは3桁 = 999通りで正解になる

 最近では、ネットショッピングでも必ず入力が求められるのが「セキュリティーコード」です。

セキュリティーコードとは、カード裏面に記載された3桁の数字

 この数字は、カード更新ごとに新たな数字が設定されます。つまり古いカードが手元にあっても、現在利用できるカードのセキュリティーコードは不明なままです。しかし・・

POINT

3桁なので「999通りで正解にたどり着ける」

 と考えることもできます。

古いカードはハサミを入れるように

出典:三井住友VISAカード カードの正しい処分(廃棄)方法

 「セキュリティーコード」で(とりあえず)守られているとしても、ゴミ箱の中から拾われて悪用される可能性は十分あります。そのため、カード会社では「旧カードを処分する方法」に細心の注意を促しています。

POINT

  • ハサミを入れてカードとして利用できない状態にする
  • シュレッダーにかけて番号が分からないようにする
  • ゴミとして出さず他人の目に触れない場所にて保管を続ける

 古いカードが不正利用の原因となる可能性を完全に排除したいなら、自宅の実印や通帳を置いている場所にずっと保管する方法があります。100均に売っているカード(名刺)専用クリアファイルにファイリングする方法がおすすめです。

まとめ:拾ったクレカ 悪用方法 使うとばれる?ばれない?

 本当にお金がなくて困っていても、拾ったクレジットカードを 悪用する方法は絶対に止めるべきです。どのような使い方でも必ず足が付くので、証拠を残さずにカードを使って逃げ切ることはできません。

クレカ使うと ばれる?ばれない?その答えは
悪用方法 ばれる?ばれない?
銀行・コンビニ・スーパーで買い物 ばれる
ネット経由の課金・ショッピング ばれる

 人生の汚点になって後悔しないようにするためにも、拾ったクレジットカードは交番へ届けましょう。

Posted by mon