拾ったクレジットカードを使用するとどうなってしまうのか?

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お酒を飲みに行き、酔っ払って財布を落としてしまったという話を聞くことがあります。落とす人がいるのであれば、思いがけず財布を拾ってしまう人もいます。その拾った人が、次にどのような行動をとるのか注目されます。

クレジットカードを拾ったときの正しい判断
1.警察に届け出る。拾った場所と時間、自分の連絡先を記録する
2.落とした人が見つかると、1割ほどの謝礼金が頂ける可能性がある

この時、多くの人は財布の中身をチェックするはずです。お札の枚数や総額、免許証や会員カード、クレジットカードなどがズラッと並んでいるはずです。

拾った財布のお金を使ってしまうと

お金が欲しいからとお札を抜き取ったりすると、当然のように犯罪者となります。数千円のお金であっても前科が付いてしまうので、中身の確認するだけにしておき、すぐに届け出をする必要があります。

拾った財布の中身を勝手に触らないこと

自分で拾った時には正しい判断ができるはずですが、もしも自分が財布を落としてしまった側だったら不安でいっぱいになります。ここで、拾ったクレジットカードを使ってしまうとどのようになってしまうのか考えてみます。

拾ったカードでできる事

まず、拾ったカードが有効期限の範囲内であるなら、以下のような使い方が可能となります。

  • 衣料品店やレストランにてカードを提示し、レシートにサインする
  • スーパーで食料品をカード支払い(サインなし)で購入。
  • ネットショップでカード番号とセキュリティーコードを使って買い物する
  • ネットゲームの課金にカード番号を使う
  • クレジットカードから電子マネーにチャージする
  • 銀行のATMからクレジットカードでキャッシングする

拾ったカードにて不正にサービスを利用すると必ず足がついて(記録が残って)しまう事となります。上記の方法では、全てにおいて足がつきます。

監視カメラがセットされている

銀行のATMだけでなく、スーパーやコンビニ、デパートなどレジで決済をするショップには監視カメラがセットされている可能性が高く、拾ったカードを使う様子がそのまま映像で残ります。

拾ったカードの使用者はビデオに映像が残る

コンビニATM(Eネットやロッピー)、銀行ATMにて拾ったカードを差し込み、クレジット会社からお金を貸してもらう手続きをする時にも、ATMの利用者はカメラで撮影されています。

ネットゲームの課金は大丈夫?

拾ったカードで決済ができる方法の中で、監視カメラにも映らず自分の個人情報が不要で利用出るサービスとして、ネットゲームの課金に使用する方法があります。

オンラインゲームではプライベート情報なしでアカウントを取得することができ、クレジットカード課金が可能となります。つまり、匿名で拾ったカードで課金することで、自分の名前や住所や電話番号などの情報を使わずに利用できます。

ネットのデータも履歴が残る

「匿名のアカウントでカードを使えば大丈夫?」と思われがちですが、ネットのデータ通信の履歴から住所が特定できます。

ネットのデータのやりとりから場所が特定できる

ネットのサービスは、不特定多数の人が自由にネットで好きな事をやっているように思われがちですが、実際の所は誰がアクセスしているのか特定することが可能です。

拾ったカードの犯罪は徹底的に追求される

インターネットに接続すると、接続を受け持っている会社(プロバイダ)は、個人の自宅にあるパソコンと世界中の情報を繋ぎます。そのためには、世界からデータを集めてきて、個人のパソコンに転送するための情報が必要です。

アクセスしたパソコンの情報が必要である

つまり、「どの住所のパソコンからネットへリクエストしたのか」情報を保管して、その答えを再びパソコンに転送します。この時、自宅近くのアクセスポイントを経由した履歴、場所、時間、契約している人の情報が残ります。

ネット犯罪の多くは履歴から個人が割り出せる

そのため、どこの回線から利用しているユーザーであるのか特定することは容易です。警察が情報開示請求をすると、犯罪捜査の場合には全ての企業が協力するはずです。

情報開示要求するとネット接続業者が情報を開示する

このようにネット接続のプロバイダでは、どこの住所からの接続であるのか接続ログを確認して警察に報告します。このように利用者のホスト(端末)を辿っていけば、拾ったカードを不正に利用した人の自宅を特定できるのです。

組織犯罪の可能性がある

クレジットカードの不正利用をする犯罪集団は、大量のカードを盗難(またはスキミングでカード情報を収集する)などして集めます。そして、足が付かない(記録に残りにくい)方法を試行錯誤していきます。

大きな組織はカードを大量に集め不正利用する

組織的な手口が巧妙化してきていますが、クレジットカード会社と警察のサイバーパトロールも非常に厳重になってきており、不正利用の抜け道は無くなっています。

まとめ:拾ったカードを使用すると・・

本当にお金がない厳しい時期であったとしても、拾ったカードを不正利用する考え方は絶対に止めるべきです。どのような使い方でも必ず足が付くので、証拠を残さず逃げ切ることは困難です。

人生に大きな汚点を残して後悔しないようにするためにも、拾ったクレジットカードは警察に届けるべきです。すると、多少なりとも謝礼金が頂ける可能性があります。

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