生活費が足りないとき 3人・4人家族の平均・夫婦・一人暮らし

 「月末までまだ長いのに、すでに生活費が尽きてしまった・・」

 「またしても赤字に。どうしてお金が足りない状況が続くのか・・」

 このような状況に陥ってしまうと、翌月も、またその次の月も同じような状況が続いてしまう可能性があります。生活費が足りない要因は何なのか?生活費をうまくコントロールしていく為の対策を考えていきます。

生活費が足りないのは何故なのか?

 お金が足りない状況になると、すぐにカードローン消費者金融を利用してのキャッシングを思いつきますが、毎月お金を借りて対応していると返済金額が大変なことになってしまいます。

 まずは、現在のお金が足りない状況がどれくらい危険なレベルであるか冷静に判断することです。来月に向けて修正していけば大丈夫な状態であるのか、または早急な対策が必要であるかによって、やるべき事が違ってきます。

  • 今すぐお金が必要な時のお金の確保
  • 来週までに必要な資金を揃える必要があるとき
  • 来月の生活費のバランスを修正したい

 そして、焦って何かをやり始めるのではなく、現在の状況をチェックする事からはじめます。基本的な収入の金額、そして支出の金額の総額を照らし合わせてみます。

収入と支出の中身を全て書き出してみる

 まずは、何にどれくらいのお金を使っているのかはチェックしてみる事が大事です。以下は、一般的な家庭の家計簿の数字となります。このような現状の数字を全てまとめて見ると、無駄遣いしている部分が見えてきます。

収入
会社からの給与 基本給 214,000円
残業代 22,000円
ボーナス
手当など 10,000円
他の収入 在宅ワーク 46,000円
児童手当 24,000円
所得税還付金
投資の収入 受取利息
配当金 18,000円
支出
教育費 教科書・文具品 22,000円
授業料・学費 40,000円
塾の費用 20,000円
娯楽費 旅行費用
映画・アミューズメント 8,000円
書籍・CDなど 2,000円
通信費 スマホ・モバイル 12,000円
固定回線 4,000円
交際費 冠婚葬祭 12,000円
贈答品
交通費 車両維持費 10,000円
ガソリン 18,000円
駐車料金 4,000円
水道光熱費 電気代 9,000円
ガス代 7,000円
上下水道代 6,000円
住居 家賃・地代 78,000円
家具・家電 11,000円
修繕費
各社保険 自動車保険
社会保険料 14,000円
健康保険料 6,000円

 食事に関しては最も大きく影響してくるため、最終的な判断をするために残ったお金でやりくりする事を考えます。

食事のコストを改善して足りないお金を確保する

 生活費で削減しやすいのが食費です。毎月の食事が40,000円程度使っている場合、これを30,000円に抑えるのはそれほど難しいことではありません。

  • 自宅での食事:自炊を基本とする
  • お米のランクを下げて5キロで1,500円を下回るように
  • パスタ・ラーメン・そうめんなどをプライベートブランド
  • ネットのチラシアプリサイトで、今日の最安値をいつもチェックする
  • 鶏肉や牛肉は、業務用品専用スーパーで1キロ以上のブロックをまとめ買い
  • 外食の回数を減らしファーストフード店で安く済ませる
  • 実家から野菜などを送ってもらう
  • 毎週食費の予算を設定する(財布に1週間分の食事:弁当代を入れる)
  • 買い物はコンビニを使わず、安売り専門のスーパー(ネットスーパーなど)を使う
  • 激安であるならまとめ買い、送料無料を前提に買い込む

 最も大きく影響するのは外食の頻度です。家族で月に3回ほど外食をしているなら、10,000円以上は贅沢をしている事になるはずです。このお金が節約できるだけでなく、ガソリン代も減らすことが出来るはずです。

被服費を抑える考え方うに

 仕事に着ていく服(スーツ、ワイシャツ、ブラウス、ソックス、靴)は、必要なものとして購入しますが、それ以外のプライベートのファッションは購入禁止とします。ボロボロに穴が開いていない着回しできる服はいくらでもあるはずです。

  • ファッションアイテムは全く買わない
  • 靴も仕事で見せる靴以外は買わない
  • 肌着は見えないため購入頻度を半分に

 タンスの奥や押入などの収納スペースをチェックしていくと、いろいろな物が見つかるはずです。

  • 飽きて着ることがなくなった服
  • 十分に使えるがサイズ的に厳しい服
  • 冠婚葬祭にしか使わない出番のない服
  • 贈答品で頂いた置物やキッチン用品

 このような「価値のある物」見つかったら、ヤフオクやメルカリなどで売却します。

所有物を売却して足りないお金をキープする

 親戚からもらったベビーカー、すでにサイズが合わない自転車、ブランド物の腕時計など、価値があるのに使うことのないものを所有していれば、売却してお金に換えます。お店に足を運ぶ時間がないなら、宅配便で送って無料査定することも可能です。

  • ストックラボ 毛皮製品専門
  • 銀蔵 ブランドバッグ専門
  • アンティグランデ メンズブランド時計専門
  • 買取エージェント ブランドジュエリー・時計専門
  • ネットジャパン 宝飾品の高額買い取り

 他に、スマホの買い替えサイクルを抑えたり、時計やアクセサリー、バッグ、パソコンなども現状で使える物を継続して使い続ければ、年間あたり数万円のお金をセーブすることができるはずです。

格安スマホ・SIMカードで節約

 最近では大手携帯キャリアにおいても、格安スマホに重点を置いた製品ラインナップになったり、通信サービスの料金設定を格安SIMカードに合わせてきています。格安でサービスを提供する通信事業者と価格比較していけば、通信費を下げることができます。

格安の携帯電話サービスで、一人3,000円以上安くできる

 4人家族なら毎月、12,000円以上のお金を作ることができます。インターネット回線と同時契約で基本料金を下げることができるサービスがあるなど、生活費を楽にできる情報がいくつもあります。契約時には、キャッシュバックが設定されているサービスも多くあります。

毎月の支払いに記入漏れがある場合

 毎月の出費の一覧表を作ってみても、なかなか無駄遣いをしている部分が見つからない場合、以下の項目が抜けている可能性があります。

  • NHK受信料
  • 衛星放送視聴料金
  • 住民税
  • 固定資産税
  • 町内の自治会費
  • 冠婚葬祭の費用
  • タクシーの利用
  • 校納金
  • 電子マネーチャージ料金
  • 自動車の車検費用
  • 車のタイヤ・バッテリー交換
  • 同僚への贈答品の購入

 落ちついて利用した金額を思い出して、全ての出費の数字を集めていけば、必ず無駄遣いしている部分と、仕方のない出費である状況などが分かってきます。

 どうしても、冠婚葬祭などの予定外の出費が続いてしまう場合には、お金が足りない厳しい環境になってしまう可能性があるため、そのような時は諦めて節約を続けて我慢をする必要があります。

カーシェアリングと交通にかかるコスト

 また、所有している自動車を売却しカーシェアリングを使うライフスタイルに移行するのも良い考えです。車検代・自動車税・消耗品のコスト・ガソリン代・自動車保険の支払いが減るため家計管理が楽になります。

マイカーを売却し、必要な時だけ借りる考え方にする

 ただし、勤めている企業にて交通費が支給されている場合、公共交通機関に切り替えると金額が変動します。

 Suicaなどのプリペイド(またはポストペイ)カードを所持してキャッシュレス決済にすることで、財布の小銭を使わなくなるので管理が楽になります。

生活費の中で変動費はどのようなものか

 生活費を節約していく上で最も重要になってくるのが変動費です。これは、月によって大きく数値が異なってくる可能性がある部分であり、ちょっとした友人や親戚のイベントなどで仕方なく出費が必要になる部分と、自分でコントロールして出費を減らしたりできる部分もあります。

  • 食料費(昼食代の弁当、外食で食べる費用も全て含む)
  • 被服費(靴なども含む)
  • 交際費
  • 日用雑貨品の購入費用(スーパーで購入する食材以外の全て)
  • 教育費など(参考書や塾の費用など子供にかかる全て)
  • 娯楽費

 貯金を増やしていく為には、娯楽費の見積金額を減らしていく必要があります。例えば海外旅行の予定を近場へ変更するなど遊びのお金の範囲を限定していきます。

 そして、衣類なども現状使える物があれば我慢して買い続けることができれば、数年は何も買わずに生活ができるはずです。

若い家庭の場合には

 結婚して子供が生まれたばかりの3人家族の状況においては、子供のために様々な費用が必要であったり、ある程度大きめの賃貸アパートや、または早急に一軒家などを購入した場合は、そのローンの費用を毎月準備していく必要があります。

 住居費は賃貸アパートの場合は6万円前後、そしてマンションや一戸建てなどをすでに購入しローンの返済を開始している場合には、給与に応じてある程度の割合の予算を準備する必要が出てきます。

 そして、食料費などの金額を概算で出してみると以下のようになります。

  • 食費(外食の費用も全て込み):7万円
  • 公共料金(電気・ガス・水道):1万6千円
  • 交際費:1万円
  • 娯楽費:3万円
  • 教育費:2万円

 このような内訳になります。生活費のうち娯楽費が多少高めになっていますが、これは会社の同僚などとお酒を飲んだりする場合の交際費の数値が大幅に下がっていて、子供を楽しませるために外出したりする頻度が増えます。

国が算出した家系調査の情報を参考にする

 定期的に国が算出している一般家庭で消費される金額の統計があります。

 この数値を参考にしながら、現在の所得、そして消費の金額、将来に向けて資産の蓄えが順調であるかなどの総合的な情報を比較していきます。

 統計の数字は、地域別、世帯別に集計されているため、家族構成(夫婦のみ、3人・4人家族など)、そして介護が必要な年齢であるかなどを参考にしながら、現在の生活費と銀行の預金の金額を比較していきます。

スマホで生活費を確認する習慣

 毎日のお金の流れをチェックする為に家計簿をつけていくことが重要です。この作業は、お金の出入りの証拠となるレシートや、銀行の預金通帳の数値を書き写す手間のかかる作業となります。しかし、最近ではスマホアプリで簡単に済ませることができます。

  • スマホのカメラでレシートを撮影し、数値を取り込む
  • 銀行の情報を自動取得し入出金の管理が可能

 スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどで、買い物する度にレシートの数値を入力するのは手間のかかる作業です。これを写真撮影だけで済むのは非常に便利です。

 特に、マネーフォワードは様々な銀行の情報と連携できるため、支出と資産管理が楽になります。将来のマイホームの購入や、投資に回せる資金の管理など経済面の情報をスマホで一括管理できるのは便利です。

不要なものを売却しお金に換える

 自宅の押入の中をチェックすると、まだ使えるものだが必要の無いものが溢れているはずです。いつまでも使わずに収納しているよりも、必要な人に売却して生活費の足しにしていく考え方が効果的です。

不要な衣類・電化製品・雑貨類などはフリマアプリで売却

 ヤフオクへアップロードするには、いくつもの手間がかかるので、フリマアプリが簡単です。メルカリフリル、LINEMALL、ラクマなど、閲覧者の多いサービスを使えば、スムーズに現金化できるはずです。

クレジットカードの使い方を見直す

 毎月の生活費については、事前に家賃や電気代などの固定費を確認していけば、どれくらいのお金が残るのか想定できます。そうなってくると、家電製品や急な出費(結婚式などの冠婚葬祭の費用)は、別枠でお金を用意したりします。

 その時に便利に利用できるのがクレジットカードです。現金払いだけだと、支払いの多い月にはお金がない厳しい状況になってしまいます。それを一時的にでも回避出来るのがカード払いの良いところです。

カードで支払えば、利用金額を引き落とし日まで保留できる

 高額の買い物があってもカードで支払い、て「ボーナスでカバーすれば大丈夫」という考え方が定着すると、いつまでも貯金が増えない習慣になってしまいます。そのため、ボーナス払いの依存度を減らし貯金に回すプランに切り替える必要があります。

まとめ:足りない生活費を見直すには

 無駄遣いをせずに貯蓄の金額を確保するのは、将来のマイホーム(一軒家などの住居)の購入であったり、すでに購入したマンションの住宅ローンの返済資金の確保のためであるはずです。

 遊びのお金を切り詰めて生活を確保していく考え方だけでなく、サラリーマンでも在宅ワークを念頭に副業をしていく選択肢もあります。正社員であってもバイトを許可している企業もあるため、自宅にパソコンと作業スペースがあるなら、有効な方法となるはずです。

Posted by mon