安くアパートを借りる方法|賃貸がお得になる時期・お金節約のコツ

 安くアパートを借りたいなら、最低限の「小さな間取り」にしたり、目的の立地条件をゆるくするなど、安くなる要素はいくつもあります。

POINT

まずはネットで地域の賃貸住宅情報を調べることから

 このようなアパートを借りるときに、最初に知っておきたい・・

  • 安くアパートを借りる方法とは
  • 賃貸物件が安くなる時期
  • 家賃や手数料を安くするコツとは

 これらの疑問を中心に分かりやすく見ていきます。

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最初にするべきことは「不動産屋に行く」ではない

 アパートを借りたいなら、賃貸物件を取り扱っている不動産屋へ行って、希望の予算や地域を聞いてみることです。しかし、より安くアパートを借りるためには・・

POINT

不動産屋を訪問する前にやるべきことがあります

 賃貸アパートの情報は、不動産屋の窓口で見せてもらえるファイル以外にも大量にあります。

ネットの不動産情報サイトで情報収集
目的の地域・家賃でターゲットを絞る

 これからはじめます。

 より多くの物件をチェックして似た物件を比較していくと、その地域の家賃の相場が分かってきます。数百メートルしか離れていないような物件なら「築年数・間取り」を比べて、安いアパートか判断できるようになります。

住所が分かれば立地条件のリサーチが可能

 立地条件を調べたいときには、不動産サイトでチェックした住所を・・

GoogleMapへ入力してウォークスルーでチェックします

 3Dの情報を見ておくと、住みやすそうな地域であるか分かります。

POINT

  • 駅・繁華街からの距離
  • 大通りから車で入りやすい(信号機がある・ない)
  • スーパー・コンビニ・薬局が近くにある
  • 子供が通う 小・中・高校までが近い

 ネットで10分調べるだけでも、これくらいの情報を集めることができます。ただ、ネットの情報なので「古い情報」が混じっている可能性があります。

 そんなこともあるので事前リサーチは参考程度としておき、実際に・・

  • 物件の前の通りを歩く
  • 付近のスーパー、学校、病院の前を車でチェック

 これをすることで、暮らしやすい地域であるか実感できます。そして、最後に不動産担当者へ内見したときに質問します。

なぜすぐに不動産屋で相談はダメなのか?

 頭の中に「狙っている・内見したい物件」がまったくない状態で不動産屋へ足を運ぶと、不動産屋が契約を決めたい物件を次々と見せてきます。つまり・・

POINT

不動産担当者の営業トークにつき合わされる

 この状態になりがちです。

 不動産担当者は、儲けの大きい物件を早めに決めたいので「特定の地域」「間取り」「家賃の上限額」があまり決まっていないようなお客さんが来店すると、営業モードで話を進めていきます。そこで目にする物件は・・

流通物件である可能性が高くなります

 「流通物件」とは、他の不動産屋から依頼された物件です。つまり自社物件ではありません。

他の不動産屋へ紹介料を払って依頼する物件

 他の不動産屋に依頼すると「紹介料」のお金を払わなければいけないので、本当は依頼せずに自社で直接契約したいのです。しかし、払いたくない紹介料を払ってまで、他の不動産屋に依頼する(契約者を見つけてほしい)ということは・・

POINT

  • 人気がない売れ残り(流通物件)
  • 長く入居者が決まらず大家さんからプレッシャーがある
  • なんらかの悪い条件が含まれている

 これらのようなネガティブな要素が含まれていることがあります。大家さんからプレッシャーは借りる側には関係のない話ですが、ずっと借りてがつかないことは「相場より高い = 損をするアパート」だといえます。

 この「流通物件」はネットのお部屋探しサイトで、「賃貸アパート・地域・予算上限」を競ってして絞り込んだ時にも気がつくはずです。

あれ?このアパート前にも見たかも・・

 この感じがする物件が流通物件です。

 ただ、後でまとめて説明しますが、マイナスポイントがあって入居者が見つからない物件なら、「家賃の値下げ・仲介手数料の値下げ」などが交渉しやすく好条件と見ることもできます。

情報掲載の期日を確認するように

 売れ残りの流通物件は、即決できないマイナスの要因があるはずです。そのような物件で悩むよりも、人気が集まりそうな優良物件をゲットすべきです。そのためには・・

賃貸物件の情報が掲載された日を確認する

 賃貸物件の契約は「早い者勝ち」のルールになっています。良い物件を早めに探し、不動産屋に足を運び・・

内見 → 契約する(または手付金を払う)

 この時点で賃貸できる権利を獲得できます。その後は、自分のプランで暮らし始めることができます。

賃貸アパートが安くなる時期とは

 まず、分かりやすい例として、スーパーで缶コーヒーを買うときに 2種類あったとします。量は190mlで同じ、提供するメーカーが違います。それぞれの価格をこのようにすると・・

POINT

  • A缶コーヒー100円 → ずぐ完売
  • B缶コーヒー100円 → 売れない

 すぐ完売するということは、コーヒーの価値は「100円よりずっと高かった」ことになります。賃貸アパートも同じです。

POINT

賃貸アパートの情報をネットに掲載 → 3日後に契約完了

 こうなったなら、優良なアパートなのに 家賃は安くて「お得だった」ことになります。つまり、安くなる時期を → 「お得に契約できる時期」と言い換えるなら・・

賃貸アパートが入居者を募集開始した日となります

 これは、高層マンションが建設が始まった段階で、「早期入居者募集」をする際にも同じような傾向があります。家賃が高めでも高層階の角部屋はすぐに入居者が決まります。

 これは「魅力的な新築物件がこの価格 = 安い」となりす。早くゲットしないと誰かに取られるので即契約となります。つまり「安くなる時期 = 入居者募集の開始日」といえます。

アパートを借りる時に必要なもの

 アパートを賃貸するときには多くのお金が必要です。その内訳を書き出していくとこのようになります。

POINT

  • 賃料、初月は日割りの賃料(翌月から一月分を支払う)
  • 共益費(または管理費)
  • 敷金(建物の修繕に使われる 家賃2ヶ月分程度)
  • 礼金(物件所有者:大家さんへの謝礼金)
  • 仲介手数料(不動産屋の取り分)
  • 部屋のカギを交換する費用
  • 火災保険料
  • 事務手数料
  • 更新料

 このような内訳になります。新規でアパートを借りる時には、これらをまとめて支払います。概算では家賃の4ヶ月分から6ヶ月分程度になることが多いので、賃貸アパートへ引越しする時には・・

最初は家賃の5倍のお金を準備する

 この予算を確保してから、物件探しを開始します。

仲介手数料はもっと安くなる

 物件を探すときに見積もりの金額を提示されるはずですが、その時に「仲介手数料」の金額が記載されています。このお金は、賃貸物件を紹介してくれた業者に支払うべき手数料です。

仲介手数料は物件を紹介した業者に支払われる

 仲介手数料は国土交通省の「宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬」の項目に記載されており・・

POINT

管理費や共益費を含んでいない家賃の1ヶ月分

 このように決められています。

「手数料が半額」として宣伝している不動産屋

 ただ、この「仲介手数料 = 家賃の1ヶ月分」という考え方は、借りる側が了承した場合における上限額としています。

 つまり、上限額をあたりまえに徴収することが常識になっているため、仲介手数料を1ヶ月分の半分(半額)で提供している物件があると・・

POINT

仲介手数料が「家賃の半分で激安」

 このようなイメージになります。

大家さんと直接賃貸契約の交渉をすると安くなる

 仲介手数料とは、物件を紹介することでお金を頂く「紹介料」のことです。

 そのため、ネットの不動産情報サイトでアパートの物件を探して(実際に物件を見に行くなどして)大家さんへの連絡先を探して交渉します。直接賃貸契約の交渉をすると・・

不動産屋への支払い(仲介手数料や紹介料)が不要となります

 そして、もう一つのメリットは 契約が簡単に済むことです。

 賃貸契約書の内容が簡素だったり、決まり事が少ないことがあります。ただ、この楽な契約があとでデメリットとなることもあります。

POINT

大家さんがダメだと思う注意事項が後から出てくることがある

 フレンドリーに会話している大家さんでも、「部屋の使い方のルール:決まりごと」が一般的な常識と違っているときには、後で苦労する事になります。

元付け業者と話し安くアパートを借りる方法

 安くアパートを借りるには無駄な「仲介手数料を減額・または払わない方法」を優先します。そのためには、ネットの不動産情報などを隅々までチェックして・・

POINT

物件を管理している不動産屋を探して直接交渉をします

 ですが、賃貸物件の広告を見ただけでは どこの不動産屋が管理している物件であるか分からないことがあります。

他へ連絡して鍵を受け取るかチェックする

 そのような時には、アパートの下見をするために1つの不動産屋で内見を依頼します。そのときに対応してくれた担当者が、別の不動産屋に連絡してカギを受け取りに行くはずです。

不動産の担当者が別の業者からカギを受け取る

 カギを受け取りに行っているなら、鍵を提供している不動産屋が元付け業者となります。この鍵を提供している不動産屋で賃貸契約をすることによって・・

仲介手数料が不要となる契約ができます

 それを狙うために、とりあえず物件を下見しただけで契約の話はせずに 不動産屋を出ます。

 そして、その物件のカギを所有している不動産屋へ足を運び、再度内見 → 契約をすれば良いのです。このとき、別の不動産屋でカギを借りて下見をしたことは、できるだけ言わないようにします。

賃貸契約の前に交渉して値切る

 いつもの生活(スーパー・デパート・コンビニでのショッピング)では値切って買い物をすることは無いので、値切ってもよいのか(価格の交渉が失礼ではないか?)について迷うはずです。しかし・・

POINT

家賃を値切るのは、おかしいことではありません

 賃貸契約前に目にする家賃(ネット・不動産情報誌に掲載されている家賃)は「確定した金額」ではありません。

 そのため、自分の希望する家賃を提示して可能であるか聞いてみるべきです。たったこれだけで家賃が3,000円でも安くなったら、年間で36,000円のお金をセーブでき、10年ほど賃貸する計算でいくと「36万円」もお得になります。

礼金を値切ることもできる

 アパートの賃貸料と同じように「礼金」を値切ることもできます。

「礼金」の減額交渉も可能である

 不動産屋(大家さん)の考え方では、家賃を値下げすると年間の賃貸料が大きく減額するので、家賃の値下げの代わりに・・

POINT

礼金を半額にすることを了承します

 これについては、割と簡単にいく可能性があります。

 紹介した不動産屋と、物件のカギを預かっている不動産が違っている場合でも、「礼金・紹介手数料」などの名称がついている手数料のどちらか一方だけなら、減額交渉に応じてくれる事があります。

共益費または管理費とは

 新居に引越しをする際には様々なコストを削減したい所ですが、新居の敷金や礼金、仲介手数料以外にも共益費などが必要です。物件によっては管理費が別途請求される場合もあるため、これらの資金の使い方を調べておくべきです。

POINT

  • 共益費 アパートなどで居住者が共有するエレベーター、外灯、エントランスなどの修繕などに利用
  • 管理費 清掃や防犯などの目的で専門の業者、または管理者を雇う為の資金

 実際のところは、共益費も管理費も同様な考え方とする場合が多いため、「共用部分の管理に必要な費用」としてどちらの言葉でも同義となります。

1Kとワンルームの違いは?

 アパートを賃貸する際には、自分の好きな間取りを選択する事が重要です。特に1人でアパートに暮らす時には、ちょっとしたスペースの違いが大きく影響してくる可能性があります。

 最も小さな部屋のサイズを選択するときに、「1K」、またはワンルームを優先的に選択することがあるはずですが、両者の違いはこのようになります。

POINT

  • 1K 一つの部屋に加えて4畳程度のキッチンがある。部屋とキッチンは仕切られている
  • ワンルーム 一つの部屋の中にキッチンも含まれている
  • 1DK 1Kよりも広いキッチンスペース(ダイニングキッチン)があります

 ワンルームの部屋は間の仕切りがないので、部屋全体を広く感じることができます。

 しかし、キッチンもベッドもテレビも同じ部屋にあるため「ずっと同じ場所にいる」感覚があります。また、物件によっては玄関に人が立つと部屋全体が見渡せてしまいます

1Kと1DK、1LDKの違いは部屋の広さ

 1Kと1DKの線引きはこのようになります。

4.5帖以下のキッチンスペースは1K、それ以上のスペースがあれば1DK

 そして、1DKと1LDKの違いはキッチンスペースが更に広い(リビングダイニングキッチン)であるかどうかです。

POINT

キッチンのスペースが10帖以上でリビングダイニングキッチンと言う

 このような規定となっていますが、不動産屋によって曖昧な部分も多くあります。居室とキッチンの間がドアで仕切られている場合はキッチンとなりますが、アコーディオンカーテンなどで仕切っているならワンルームとなります。

 そのため、ワンルームと表記されているアパートであっても、ロールカーテンなどで仕切られて1DKのように利用できる物件もあります。このあたりは、実際に物件に足を運んで好みのレイアウトのアパートであるのかチェックしてみるべきです。

賃貸情報雑誌よりも狭い物件

 アパートを探すときには、ネットやスマホで不動産情報をチェックしたり、コンビニなどで販売されている不動産情報の週刊誌を手にする事が多いはずです。

 この場合、間取りのレイアウト図が掲載されていない物件の場合、アパートの住所、毎月の家賃を基準に内見(アパート内の下見)をする事があるはずです。この時、「実際の部屋のサイズが思ったよりも狭い」と感じることがあります。

POINT

部屋のサイズはキッチンやトイレの通路も含まれる

 ワンルームのタイプで横長だと、玄関やキッチンまでの通路も「部屋のスペース」として考えられるので、10畳ワンルームというアパートがあった場合、イメージした広さではなく、実際は8畳程度の部屋である場合があります。

実際の部屋の広さでは1Kが有利

 居室のスペースが8畳程度で1Kというアパートがある場合、キッチンでも冷蔵庫などを置いて調理するために動けるスペースが確保されているため、それなりの広さがあります。そのため、8畳ワンルームよりも断然に広くなります。

キッチンが別になっている部屋が広い

 ワンルームは部屋全体が見渡せるので開放感があり「広い部屋」のように感じますが、キッチンに置ける調理家電や冷蔵庫などのスペースを考慮すると、小さなキッチンスペースでも分かれている方が居室に物がなくなり広くなります。

玄関まで部屋の扱いになる

 家賃を安くするために、1DKやワンルームなどを選択する時には、このようなポイントを考慮しておきます。

POINT

調理する際の臭い、煙などが部屋全体に充満する
暖房や冷房などを利用する際には玄関までが範囲となる
リビングに面してトイレのドアがあるので来客時に気になる
ベッドの近くで常時稼働している冷蔵庫の音がする
玄関、靴箱が広いと居室のスペースが少なくなる

 アパートに住み始めてから出ないと気がつかない部分が多いので、似たような間取りの部屋を借りて満足出来ている人や、長期的に住めなかった人の不満点などを確認する為にネットのレビューなどを参考にしていくべきです。

新居に移動後には買う物が多い

 アパートを借りる時には不動産屋へ支払う予算以外にも多くの費用を準備する必要があります。

POINT

  • 家具 部屋のサイズ、イメージに合うものに取り替える
  • 老朽化した家電製品のリフレッシュ
  • 部屋のサイズにフィットするカーペット
  • カーペットや家具のカラーリングにマッチするカーテン

 新居で暮らし始めると、これまで使っていたカーテンのサイズが合わなかったり、フローリングのカラーやカーペットのカラーリングとマッチしないので、カーテンを買い替える必要があったりします。

 同様に、新居に移転する際には家具や家電製品の買い替えのチャンスとなるので、老朽化した所有物をリフレッシュしていきます。その際のコストも考慮すると、2LDKサイズの賃貸アパートであっても多くの予算が必要となるはずです。

まとめ:安く借りる方法 賃貸 お得になる時期・コツ|2019年版

 賃貸アパートを借りるときには、不動産屋の状況を詳しくチェックしていくことで仲介手数料を払わずに借りることができるかもしれません。そのあたりを考慮すると、賃貸アパートを借り受ける際に支払う金額を減らすことが可能となります。

 大きなお金を出費するのは最初だけなので、現在の賃貸アパートの家賃と比較して、良い物件でありながら家賃が安いのであれば、引越しをする考え方も有効となります。物件は長期的に住んでいると老朽化してきますが、年数が経過して家賃が安くなってくる可能性は少ないのです。

 以上、安くアパートを借りる方法|賃貸がお得になる時期・お金節約のコツ...についてでした。