冠婚葬祭のお金 家計の年間積立、経費・予備費として貯金

 身内の冠婚葬祭があるときには、大人であれば無視できないので・・

POINT

必ず出席してお祝い・香典のお金を出します

 このとき 包むべきお金をいくらにするのか?それ以外にも知っておくべきルールがあります。

  • 成人式・七五三の意味、贈答用品について
  • 香典に包むお金の縁起の悪い金額とは
  • 年間の祭祀の意味とは

 これらの疑問について分かりやすく見ていきます。

冠婚葬祭とは?

 冠婚葬祭は儒教からきている考え方であり、以下の4つの儀式をまとめている言葉となります。

冠婚葬祭
成人式(元服と言われた)
婚礼
葬儀
先祖の祭祀(さいし:祖先を祭る)

 毎年のそれぞれのシーズンにある催事(お祭り)などとは違い、親戚や親しい友人、同僚や先輩などの幸せの出来事や不幸を慶弔(けいちょう)します。

 より身近な親戚であれば必ず出席する必要があるため、失礼にならないような身なりを用意するための費用が必要であるし、相手に渡すお金を包むための金額も用意しておく必要があります。

冠:成長の儀式

 冠婚葬祭の「冠」は、元服するという意味合いがあります。元とは頭のことであり、頭に冠をつける(=大人になる)という意味合いがあります。大人の髪型にして冠をつけてもらう儀式が「成人の儀式」となります。

  • 七五三 男子:3歳と5歳 女子:3歳と7歳に神社に足を運び、現状までの成長と将来の幸福を祈る儀式
  • 成人式 一月の第二月曜日を区切りとして、二十歳の年齢になった男性、女性を祝福する儀式であり、その日は「成人の日:国民の祝日」となる

 成人式のお祝いには、男性の場合にはネクタイ、またはベルト、女性はバッグや化粧品、またはアクセサリーなどが有効な贈り物となります。

 身につけるスーツなども有効な贈り物ですが、本人も一緒にお店に行って試着したほうが好ましい事や親が買い揃える事が多いため、贈答用として考えるなら装飾品などを中心に考えるべきです。

婚:結婚にまつわる儀式

 冠婚葬祭の中でも催事用に大きなお金を準備する必要があるのが、結婚にまつわる祝儀となります。一般的な流れなら、結婚式が終わり披露宴を開催する際に・・

POINT

披露宴会場で祝儀袋を渡します

 お祝の気持ちを伝えるお金なので、ケチっていると周りの人達との金額の差が出てしまい、気まずい感じになってしまいます。そのため、祝儀袋に入れる金額の平均的な相場(常識的な金額)を知っておくことは重要です。

結婚式の祝儀袋に入れるお金
兄弟・姉妹(成人・就職後)の場合 30,000円から50,000円
友人・親戚・会社の同僚など 30,000円

 身内の場合、または親しい友人の場合には30,000円が相場となります。

結婚式を想定してお金を準備しておく

 もし、婚約している友人がいて数ヶ月後に式を挙げる可能性があるなら・・

  • 祝儀のお金
  • プレゼント代金
  • 披露宴パーティーの会費
  • タクシー代

 などを想定して資金を準備しておく必要があります。より身近な知り合いであるなら祝儀袋に50,000円、そして他の費用を含めると70,000円ほど準備しておく必要があります。

 このとき、生活費が足りないからといって後まわしには出来ないので、お金を貸してくれる知り合いに相談したり、消費者金融などで確保する必要があります。

葬:葬儀に必要となるお金

 冠婚葬祭の中でも頻度が最も多いのが葬儀です。親などが他界した場合、喪主となって葬儀の費用、寺院にかかる費用、お葬式の際にかかる飲食費用などを用意する必要がありますが、今回は「通夜・お葬式」に参列する側の出費について考えます。

 まず、近親者が危篤の状態になった場合、すぐに駆けつけて対面しておく事と、弔問客に備えるために手伝いをする事が重要です。不幸にも亡くなった場合においても、香典は後の通夜、または告別式に持っていくことが常識です。

香典に包むお金は、身近な人なら30,000円を用意する

 香典に包むお金は縁起の悪い数字を避ける事が重要です。

POINT

  • 4,000円 「死」を連想させる金額
  • 9,000円 「苦」を連想させる金額

 身内であっても、おじやおば、祖父母より遠い場合には1万円以下でも問題ありません。自身の経済的な状況と地域の風習などを参考にして常識的な金額を算出します。

同じ職場である場合:香典に包むお金

 自分との関係が、「同じ職場である」、「会社で取引のある(名前の知っている)担当者」、「友人の家族」などの場合には5,000円にします。名前だけ知っていて関係が遠い場合には3,000円で十分だと考えます。

名前を知っている程度なら3,000円でよい

 地域によっては、香典に包むお金を一定の金額に制限するお願いの告知がなされる事もあります。これによりは香典返しの予算を限定する事ができます。

祭:年間の祭祀とは

 冠婚葬祭の祭にあたる祭祀とは祖先や神々をまつる事であり、慰霊することで無病息災、五穀豊穣などを期待します。

 祭祀にあたる行事については、誰しも生まれた頃から当たり前にやっている年間行事となる為、「何のためにやっているイベントなのか?」という本質を知らずにやっている祭祀も多いはずです。

POINT

  • 初詣
  • 年始回り
  • お年玉
  • 鏡開き
  • ひな祭り
  • お彼岸
  • お墓参り
  • 七夕まつり
  • お中元
  • お盆
  • お月見
  • お歳暮
  • 年越そば

 神をまつる方法は地域によって様々な風習があり、全国的にも有名な祭りがいくつもあります。そのどれもが家族の成長を願ったり、豊作を願うもの、疫を取り除き、金運を呼び込む願いが込められています。

年末年始にかけてお金を消費する

 最も多くのお金を準備しなければいけないのが・・

  • 新年の初詣に着る衣装
  • おせち料理の購入
  • 年始回りにかかる費用

 などです。子供のいる家庭に年始回りをするとお年玉を準備しておく必要があるので、更に出費は増えます。

 そしてお盆にも同じように豪華な食事とお中元の費用を準備する必要がありますが、田舎で親と同居していないなら帰省する費用(航空券や新幹線のチケット)が必要になってきます。新幹線のチケットは・・

POINT

 これらの割引料金でチケットを獲得できる区間であるなら、事前に予約しておくと安心できます。

まとめ:冠婚葬祭とは 年間積立 経費 予備費

 祝儀袋に包むお金、香典に包む金額については失礼にならない金額を用意する必要があり、逆にあまりにも多くのお金を包むと相手にお返しの対策で困らせてしまう事にもなります。

地域の常識に金銭感覚を合わせる必要がある

 そのため、親戚や友人知人などと情報交換をして、自分の住んでいる地域の常識を聞いておくことです。

 そして、地元で行っている年間の催事について「何のためにやっているのか?」という疑問を持って見ていくことも大事になってきます。

Posted by mon